リアリティ・ストーン[赤◆](Reality Stone)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 03:55 UTC 版)
「マーベル・シネマティック・ユニバースの登場アイテム・テクノロジー一覧」の記事における「リアリティ・ストーン[赤◆](Reality Stone)」の解説
登場作品:『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』、『ロキ』 別名 - エーテル(Aether) 性質・活用 “エーテル”と呼ばれる、真紅の液体のような不定形物質。唯一石の形状をとっていないストーンである。 現実を司る力を持ち、他の生き物の体内に寄生して、宿主の生命力を吸収し強大となる代わりに、宿主に現実を歪め、あらゆる物質を“暗黒物質(ダークマター)”に変えてしまう力を与える。宿主に寄生した状態でもこの物質は、自身を守るようにひとりでに暴発することもある。更にその性質からソーのムジョルニアをもってしても、ストーンの完全破壊は極めて困難である。 マレキスはこの力を現実世界の全てを暗黒物質へ変えるためのものとしてのほかに、直接の攻撃手段の念力としても行使するが、マレキスは力の全てを使い切る前に倒された。サノスはインフィニティ・ガントレットに収めた状態でこのストーンを支配下に置き、その特性を用いて質量がある幻影を多数の人間に見せたり、相手の攻撃や行動などを歪めて別のものに変換するなどの不可思議な使用法をとる。 来歴 5000年前の惑星直列の際に、エーテルの力でマレキスが暗黒世界を築こうとするも、エーテルはボー率いるアスガルド軍に奪取され、ダーク・エルフの敗走後、その力を危惧したボーによってアスガルドの地底深くに置かれた。それから5000年後の現代、惑星直列の影響で世界の境目を通ってエーテルの封印場所にワープしたジェーン・フォスターが触れてしまったことで、エーテルは彼女の体内に寄生した。一時的に取り込んでいたジェーンは終始その力の暴発に翻弄され、生命エネルギーを吸収されるなど全くコントロールできず、復活したマレキスは紆余曲折の末にこれをジェーンから分離させて取り戻し、ソーとの戦闘の中で九つの世界を再び暗闇に包もうとした。マレキスの死後、エーテルはアスガルド人に回収されるも、すでにテッセラクトを保管しているアスガルドへ置くことを危惧したヴォルスタッグたちによって専用の容器に収められて、採掘コロニーの“ノーウェア”に住むタニリーア・ティヴァン/コレクターの元へ運ばれ、彼のコレクションとして保管された。 ウルトロンとの戦いの時期に、ソーは洞察の泉に入ったことで、エーテルが凝固するように赤い石へと変化するビジョンを見ている。 サノスが自らストーンを集め始めていることを知ったガーディアンズは、ティヴァンがエーテルを所有していることをソーから知らされ、ノーウェアに向かったが、彼らが到着した時には既にサノスがティヴァンからストーンを強奪し、ノーウェアを廃墟に変えていた。 タイム泥棒作戦時には、ダーク・エルフ侵攻直前のアスガルドに、ソーと共にタイムスリップしたロケットが、宮殿に匿われていたジェーンに寄生していたエーテルを吸引し、回収することに成功する。
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