ラジオドラマの出演者
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「ラヂオの時間」の記事における「ラジオドラマの出演者」の解説
千本のっこ / 律子 → メアリー・ジェーン 演 - 戸田恵子 / 斎藤清子 ラジオドラマの主人公「律子」役を担当する女優。以前は人気のあった女優だが旬は過ぎており、広瀬からは「盛りは過ぎたと言っても、一応はスターさん」と陰口を言われている。傲慢な態度で今年に入って付き人が7人も辞めるなど周囲の手を焼かせているが、一方で出演者に椅子や飲み物を勧める細やかな気遣いも見せている。炭酸飲料が嫌い。 今回の仕事は事務所の後輩が「弁天ガール」を務めている経緯からごり押しされたものと噂され、出演者で唯一個別の楽屋が用意されるなどラジオ弁天からも優遇はされているものの、のっこ本人も良くは思っていない。のっこが「拘束時間が長くなること」を理由に収録放送を拒否したためにラジオドラマは生放送で放送されることになるが、当日のリハーサル後に役名の「りつこ」に個人的に嫌な思い出があることを理由に変更を求めるなどわがままを言い出し、職業も「パート務めの平凡な主婦」から「敏腕女性弁護士」への変更を主張するなど相次ぐ台本改変の発端を作った。 浜村錠 / 寅造 → マイケル・ピーター → ドナルド・マクドナルド 演 - 細川俊之 / 小林隆 「律子」の相手役を担当する俳優。往年の二枚目俳優であり演技にプライドを持っている。気難しい性格のため、室温が26度に保つことを求めるが、26度が保たれていても「寒い」と文句を言う。 自身の演技に対してプライドを持っているため、設定に難癖をつけるのっこへの不満を蓄積し、のっこのわがままで自身の役名まで英語の名前に変更されると、張り合うように別の名前を主張する。主張は牛島に却下されるが、生放送の初登場シーンで勝手に主張する名前で名乗り、職業も「漁師」だったのを「パイロット」に変更する。なお、変更後の役名は浜村自身がスタジオ内に持ち込んだマクドナルドの紙袋を見て咄嗟に思いついたものである。 広瀬光俊 / ハインリッヒ 演 - 井上順 / 伊藤俊人 深夜のラジオ番組の10年務めたタレント。牛島からは「ヒロミツ」と呼ばれている。気さくな人柄で周りが揉めたり空気が悪くなると率先して仲裁に入ったり流れを変えようとするムードメーカー。ダジャレ好き。 本来の役名は不明だが、ラジオドラマで担当したのは中古車のセールスマンをしている「律子の夫」役。のっこのわがままでドイツ人の「ハインリッヒ」という役名に変更されるも、アドリブを交えてコミカルに演じる。浜村の身勝手な変更で発生した台本の修正に要する時間は「ハインリッヒの一人語り」という形のアドリブで乗り切った。 野田勉 / 丸山神父 → マルチン神父 演 - 小野武彦 / 阿南健治 ラジオドラマで重要な「丸山神父」を担当。無駄に声が大きいのが特徴で、演技にはこだわりがあるがスタッフからは相手にされていない。 のっこのわがままで台本が書き換えられ、役名が変わるばかりか、バッキーのアドリブなどによって放送時間が大幅に押し、登場回数までが大幅に削られた。変更された台本に従うスタッフや出演者の中で、(自分の出番を求める姿勢はありながらも)みやこの味方側の立場を取る。
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