ラカン・ダカラン
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「機動戦士ガンダムΖΖの登場人物」の記事における「ラカン・ダカラン」の解説
Rakan Dahkaran 声 - 大林隆介 ネオ・ジオンの将校。MSの操縦テクニックは強化人間やニュータイプにも劣らない。その自信の表れなのか、戦闘時にもノーマルスーツを着用しない。シリーズ前半、かしましいキャラクターが多い中で「ジオン古来の武人」「ガンダムの拳王ラオウ」といった位置づけの強敵として設定された。ハマーンから封書で届けられた命令書をペーパーナイフで開封するなど、古風な面も持ち合わせている。一年戦争に参加し生き残ったパイロットとされているが、大戦時の経歴は不明。 地球降下作戦直前に、ドライセンに搭乗してサダラーンに潜入したジュドーを襲撃するが、駆けつけた部隊の援護もあり撃退される。ダブリンへのコロニー落とし作戦時にはザクIIIに搭乗し、避難する民間人を平然と虐殺する冷酷非道ぶりを見せる。また同作戦中にて、ド・ダイ改で戦闘に割って入ったハヤト・コバヤシを戦死させている。グレミーが反乱を起こすと、地球の支配権を条件にグレミー側につき、ドーベン・ウルフで構成されたスペースウルフ隊を組織。強化人間となったマシュマー・セロの乗るザクIII改を撃墜するなど主力部隊として活躍する。最期はジュドーのフルアーマーΖΖガンダムとの交戦で、ハイパー・ビームサーベルで乗機を十字に切り裂かれて撃破される。 なお、劇中ではグレミー軍は識別用にグレーで再塗装されたMSが多かったが、ドーベン・ウルフはラカンのこだわりによって再塗装を免れている。 プラモデル『1/144 ドライセン』の説明書、および『ジ・アニメ』1986年9月号掲載の「第1回「ガンダムΖΖ」ここまで書いたらヤバイかな?」によると、グリプス戦役終結直後のコロニー制圧作戦に参加。エンドラ級巡洋艦「サンドラ」を指揮してサイド1コロニー「アルカディア」を攻略、ドライセンに搭乗してエゥーゴのネモ4機を撃破し、38時間で制圧を完了している。 漫画『機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像』では、リック・ドムに搭乗しソロモン海戦に参加したとされる。戦後はアクシズに渡り、リック・ドムII(外宇宙用)に搭乗している。シャア・アズナブルとの模擬戦で惨敗するなど実力は劣るが、アクシズから脱出する地球連邦軍に捕らわれたハマーンを救出するために囮役となったり、強硬派が決起した際に思想に同調しつつも背任嫌疑のある首謀者エンツォ大佐の行為に筋目が通らないとして中立を保つなど気骨のある一面も見せている。なお、この頃はノーマルスーツを着用している。『機動戦士Ζガンダム Define』では、宇宙世紀0086年に親衛隊の推挙により指揮官候補として採用されている。また、宇宙世紀0059年8月16日生まれとされる。
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