ラカーの正規化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/26 06:45 UTC 版)
ラカー(英語版、イタリア語版)の正規化(Racah's normalization、またはシュミットの準正規化(Schmidt's semi-normalization))はいずれの関数にも適用でき、単位("1")への正規化の代わりに ∫ 0 π sin θ d θ ∫ 0 2 π d φ R ℓ m ( r ) ∗ R ℓ m ( r ) = 4 π 2 ℓ + 1 r 2 ℓ {\displaystyle \int _{0}^{\pi }\sin \theta \,d\theta \int _{0}^{2\pi }d\varphi \;R_{\ell }^{m}(\mathbf {r} )^{*}\;R_{\ell }^{m}(\mathbf {r} )={\frac {4\pi }{2\ell +1}}r^{2\ell }} とするものである(非正則な体球調和関数についても同様)。応用上多くの場合、ラカーの正規化因子は微分の下で形を変えないため便利である。
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