ユニオン軍の兵器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/19 00:34 UTC 版)
「奏光のストレイン」の記事における「ユニオン軍の兵器」の解説
ストレイン・【フリッサー】 ストレインの通常モデル。亜光速時の質量を生かした突撃戦法が最強の武器。 ストレインシリーズは両軍を通じて唯一、単独亜光速巡航の可能な有人機動兵器である。リーズナーが受精卵の時に同一胚から分割・培養された双子の脳が収められたミミックを介する事でリーズナーの思考を即時伝達し、物理的に不可能とされていた亜光速域での有人による戦闘機動を可能にした。そのため、交換・修理・賃借の不可能なミミックを失えばストレインを動かす事が出来なくなる。 主な動力源は特殊なバクテリアを含んだマーキュリオンと呼ばれる発光する液体。マーキュリオンは光弾としても使用でき、機体のどこからでも撃ち出すことが可能。 配備先によって装甲のカラーリングが異なり、グラベラ仕様、バジオン仕様、正規軍仕様の三種類が確認されているが、正規軍用・訓練生用を問わず性能は全て同じである。 ギャンビー ストレインより以前から活躍する有人機動兵器。ストレインとは違い単独での亜光速戦闘は不可能ながらユニオンの主力兵器としての地位は未だ健在で、この機体でも敵が大部隊でもなければ充分に戦える。 ストレイン・【グロワール】 ストレインの上位モデル。少量生産型の高性能機であり、実力を認められた一握りのリーズナーしか乗れない代物。このストレインに乗れるという事は栄誉とされている。 ストレイン・【ラムダス】 メルチセデックがリベルタッド内でジャンクから自作していたストレイン。リーズナーはセーラ。【グロワール】タイプに勝るとも劣らない高い性能と独自の機構を数多く持つが、ミミックへの負荷が高く、エミリィ以外の通常のミミックでは実用に耐えられないために事実上セーラの専用機となっている。 燃費が悪くまだまだ改良の余地が多い機体で、メルチセデックは趣味も兼ねて常に手を加えている。ちなみにストレインの自作は違法行為らしいが、このストレインが艦を救った事に免じて見逃されている。 通常はメルチセデックの仕事部屋であるリベルタッドの後部格納庫に格納されており、出撃時は正規のハッチではなく、後部ハッチより出撃する。ナンバリングもされておらず、識別は「EX」となっている。
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