ヤマトリカブト類の分類とは? わかりやすく解説

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ヤマトリカブト類の分類

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 09:57 UTC 版)

ツクバトリカブト」の記事における「ヤマトリカブト類の分類」の解説

共通することは、花柄上萼片に屈毛が生えること。 ヤマトリカブト山鳥兜Aconitum japonicum Thunb. (1784) subsp. japonicum)- 分類上の基本種は高さ60-200cmになり、葉身五角形-五角形円形で、3深裂-中裂し、花序は散房状から総状になる。本州栃木県から愛知県にかけて分布するオクトリカブト奥鳥兜Aconitum japonicum Thunb. subsp. subcuneatum (Nakai) Kadota (1987))- は高さ60-200cmになり、葉身は腎円形で、5-7浅裂-中裂し、花序棒状円錐状になる。北海道道南地方、本州新潟県群馬県以北日本海側分布するツクバトリカブト筑波鳥兜Aconitum japonicum Thunb. subsp. maritimum (Nakai ex Tamura et Namba) Kadota (1983))- 本亜種長野県高原地帯には本亜種直立型があり、「ハチブセウズ」または「タチトリカブト」と言われる分類表内のシノニム A. momosei Nakai; A. rectissimum Nakai は、中井猛之進 (1953) によって「ハチブセウズ」、「タチトリカブト」とされ、独立種とされた経緯がある。イヤリトリカブト(居谷里鳥兜Aconitum japonicum Thunb. subsp. maritimum (Tamura et Namba) Kadota var. iyariense Kadota (1987))- ツクバトリカブト変種は高さ300cmに達しの上部がつる状になり、花序大型になって花が多数つく。長野県北部特産で、湿地渓流流れ沿って生育する環境省2020年)の絶滅危惧IA類、長野県2014年)の絶滅危惧IA類に選定されている。 絶滅危惧IA類 (CR)(環境省レッドリスト) (2020年環境省長野県2014年絶滅危惧IA類(CR) イブキトリカブト(伊吹鳥兜、別名、キタヤマブシ、Aconitum japonicum Thunb. subsp. ibukiense (Nakai) Kadota (1987))- は高さ25-180cmになり、葉身は腎円形-五角形円形で、3中裂-深裂し、花序は散房状から総状になる。福井県から兵庫県山口県日本海側分布するタンナトリカブト丹那鳥兜耽羅鳥兜、別名、サンインヤマトリカブト、Aconitum japonicum Thunb. subsp. napiforme (H.Lév. et Vaniot) Kadota (1987))- は高さ15-150cmになり、葉身五角形-五角形円形で、3全裂-深裂し、花序は散房状になる。中国地方四国九州朝鮮半島中国大陸東北部分布する

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ヤマトリカブト類の分類

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 03:50 UTC 版)

オクトリカブト」の記事における「ヤマトリカブト類の分類」の解説

共通することは、花柄上萼片に屈毛が生えること。 ヤマトリカブト山鳥兜Aconitum japonicum Thunb. (1784) subsp. japonicum)- 分類上の基本種は高さ60-200cmになり、葉身五角形-五角形円形で、3深裂-中裂し、花序は散房状から総状になる。本州栃木県から愛知県にかけて分布するオクトリカブト奥鳥兜Aconitum japonicum Thunb. subsp. subcuneatum (Nakai) Kadota (1987) - 本亜種尾瀬およびその周辺草原分布する亜種直立型を「オゼトリカブト」ということがある。また、佐渡島新潟県中部分布しが3深裂するものを「サドブシ」ということがある。 ツクバトリカブト筑波鳥兜Aconitum japonicum Thunb. subsp. maritimum (Tamura et Namba) Kadota (1983))- は高さ60-150cmになり、葉身五角形-五角形円形で、3全裂-深裂し、花序小型円錐状になる。東北地方から関東地方太平洋側山地群馬県長野県分布する。イヤリトリカブト(Aconitum japonicum Thunb. subsp. maritimum (Tamura et Namba) Kadota var. iyariense Kadota (1987))- ツクバトリカブト変種で、は高さ300cmになり、の上部がつる状になるもの。長野県北部分布する。 イブキトリカブト(伊吹鳥兜、別名、キタヤマブシ、Aconitum japonicum Thunb. subsp. ibukiense (Nakai) Kadota (1987))- は高さ25-180cmになり、葉身は腎円形-五角形円形で、3中裂-深裂し、花序は散房状から総状になる。福井県から兵庫県山口県日本海側分布するタンナトリカブト耽羅鳥兜、別名、サンインヤマトリカブト、Aconitum japonicum Thunb. subsp. napiforme (H.Lév. et Vaniot) Kadota (1987))- は高さ15-150cmになり、葉身五角形-五角形円形で、3全裂-深裂し、花序は散房状になる。中国地方四国九州朝鮮半島中国大陸東北部分布する

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