ヤコブ・クルーセ(演・イェンス・ヤコブ・チューセン)
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「コペンハーゲン (デンマークのテレビドラマ)」の記事における「ヤコブ・クルーセ(演・イェンス・ヤコブ・チューセン)」の解説
穏健党党首。ビアギッテ前内閣の元EU担当大臣。シーズン1・2では眼鏡をかけていたが、シーズン3では眼鏡を外し、コンタクトレンズをつけてイメチェンしている。シーズン2、2話でビアギッテにEU議会委員にベントを推薦する。その通りベントがEU委員になると空いた穏健党副党首の座を手に入れる。がビアギッテに会う前のキャステンから「ベントが以前、脳卒中になったから絶対EU委員にしないでくれとビアギッテに伝えてくれ」と言われていたのに伝えず、その結果ベントが倒れてしまった。さらにエクスプレスに「ベントの脳卒中のことをビアギッテは知っていた」というデマを流し記載させ、ビアギッテを潰し自身が穏健党党首、首相になろうと画策していた。それを知ったビアギッテが激怒し、その責任を執らされる形で副党首を辞任させられ、ベントの代わりにEU委員になりブリュッセルに飛ばされることに。EU担当大臣も辞任。その後、シーズン3では政界を引退したビアギッテに代わって穏健党新党首に就任した。その後は首相に返り咲いたヘセルボーや自由党の言いなりで、実質ヘセルボーの手下と化していた。政治的信条も穏健党員にも関わらず、ヘセルボーと同じくらい右派。それを見かねたビアギッテに「政界に復帰するために穏健党に復党させてほしい」と請願されるが断る。ビアギッテが政界を引退した後は、穏健党内の「事実上の独裁者」と化しており、彼に逆らう者は誰もいない。それを見せつけるが如く、穏健党党首選の最中に退席し首相府へ向かい、ヘセルボー首相と経済政策法案について直接交渉し、穏健党寄りに進展させる。そしてそれをTV1放送を通し党首選会場のスクリーンに映し、党首としての威厳をアピールするという宣伝戦略を発揮した。その後、穏健党党首選会場に戻り演説し、ビアギッテの持つ政治観念を「海岸沿いの高級住宅地の社会主義」と皮肉った。その後、僅差でビアギッテを破り、穏健党党首に再選される。その後、ベントからビアギッテが新党を結成することを聞かされる。それを阻止するためベントと共に「新民主党」本部を訪れ、ビアギッテに穏健党副党首のポストを用意する。しかし断られてしまい、最後ビアギッテに宣戦布告をして「新民主党」本部を去る。以前、穏健党総会の後、ニーテと関係を結んでいたことがある。その後も一貫してへセルボーに従属し、中道政党だった穏健党を完全に右派の自由党の傀儡政党にしてしまい、穏健党を死に体化させてしまう。しかしその後行われる解散総選挙では、ある「新民主党内にいる穏健党のスパイ」を使い、選挙対策も相まって一貫して「新民主党」の政策を盗用し、ビアギッテを潰しにかかる。自由党をはじめとする保守陣営に付きながらも、左派連合一派の「新民主党」の政策を盗用し左派の支持層も掻っ攫う、蝙蝠のような卑怯漢。9話ではカスパーに、自身の過去についての「重大情報」をリークされる。しかしカトリーネが暴露を取りやめたために、世間には公表されずに終わった。しかしビアギッテに会場の党首討論会でも、TV1の選挙特番でも、徹底して言い負かされ敗北し、多大な醜態を晒す。その後、10話の総選挙で穏健党は大敗し、穏健党内はおろか政治家としての立場も失くす。その後責任を取り、穏健党党首を辞任する事となる。
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