マリア崇拝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/13 08:26 UTC 版)
マリア崇拝(マリアすうはい、Mariolatry、Marianismo)とは、聖母マリアを崇拝する宗教的行為。欧州古代の多神教的信仰、特に女神崇拝が形を変えて引き継がれたものにも見え、キリスト教では禁じられている。
- ^ ジョン A.ハードン『現代カトリック事典』エンデルレ書店
- ^ ジャン・カルヴァン『キリスト教綱要』改革派教会
- ^ チャールズ・ホッジ『カトリックとは何ぞや』聖書図書刊行会
- ^ H.M.カーソン著『夜明けか黄昏か-現代ローマ・カトリック-』聖書図書刊行会
- ^ 『プロテスタントとカトリックの団結ですか?』ICM出版
- ^ この語は、オックスフォード・リビング・ディクショナリーによると、「乙女マリアを偶像崇拝すること」となっていることから、ここでは「崇拝」と訳した。Oxford Living Dictionaries: Mariolatry
- ^ History of the Christian Church by Philip Schaff 1960 ISBN 0-8028-8049-5 pages 411 and 422
- ^ Keegan, Matthew C. (2011, April 27). Book Review: The Virgin Mary in the Light of the Word of God. WordJourney Magazine, Retrieved from http://www.wordjourney.com
- ^ The Everything Jesus Book: His Life, His Teachings by Jon Kennedy 2006 ISBN 1-59337-712-6 page 7
- ^ Walsingham in Literature and Culture from the Middle Ages to Modernity by Dominic Janes, Gary Fredric Waller 2010 ISBN 0-7546-6924-6 pages 12-13
- ^ 稲垣良典『カトリック入門』ちくま新書、第1刷、2016年10月10日。221頁。ISBN 978-4-480-06914-6。
- ^ ジャネット・K. ボールズ『フェミニズム歴史事典』明石書店 ISBN 4750313254
- ^ 『リウスの現代思想学校―マンガによる1 フェミニズム』 晶文社 ISBN 9784794919915
- 1 マリア崇拝とは
- 2 マリア崇拝の概要
- 3 関連項目
マリア崇拝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/22 16:11 UTC 版)
日本語として似た語形の「マリア崇拝」は、カトリック教会には無い概念で、カトリック教会のマリア崇敬とは異なる。カトリック教会の用語・概念「マリア信心」や「マリア崇敬」は、マリアを神や女神として拝むことではない。しかしカトリック教会以外の教派では「マリア信心」や「マリア崇敬」に対して様々な見解がある。例えば『キリスト教大事典』の無署名項目「マリア崇敬」では原語・訳語表記としてMariolatryをあげている。このMariolatryは普通「マリア崇拝」と訳す用語で、プロテスタント各教派がカトリック教会のマリア崇敬あるいはマリア信心を非難する意味で使うことがある。『キリスト教大事典』が「マリア崇敬」をMariolatry(マリア崇拝)とするのは、マリア崇敬を「カトリックの風習」と定義して説明する見解・立場によるものである。
※この「マリア崇拝」の解説は、「マリア崇敬」の解説の一部です。
「マリア崇拝」を含む「マリア崇敬」の記事については、「マリア崇敬」の概要を参照ください。
- マリア崇拝のページへのリンク