マリア服飾
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 06:28 UTC 版)
本人に一番近い周囲として装身具を含む服飾。マリア像の「色」は服飾が大きな比重を占める。悲しみのマリアは通常とは違う色の服であるなど。通常の女性服としての側面の他に、図像に後から被せられる衣装や冠、服飾の機能として他者のための服飾としての「守護のマント」(既述)、服飾が図像名となっている「麦穂のマリア」、珍しい服飾として巡礼服や羊飼い服、戦闘服などがある。 逆に服飾品に描かれたマリア像として、スカプラリオという祭服(肩掛けに近い)は様々なタイプがあり、色、マリア像が対応する。 また聖遺物としてマリアの身につけていた服など。腰布はマリアが被昇天の際、疑り深い使徒トマスに投げ与えたという伝説、図像がある。
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