処女懐胎とは?

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しょじょかいたい 【処女懐胎】

処女が、不思議なことで妊娠し、異才男子出産することで、英雄や王の誕生神話がこれで始まることが世界各地見られる。とくに有名なのは処女マリアイエスキリストを生んだ話で、キリスト教では処女降誕といっている(Virginbirth英)。『新約聖書』の『マタイ福音書』『ルカ福音書』によると、マリアにはヨセフという許婚者がいたが、結婚前に男子を産むであろう」との天使御告げ聖告)を聞き聖霊によってみごもりベツレヘム男子を産んだという。キリスト教徒大部分はこれを信じており、それは神が人を救うため、人の姿になった(受肉)と信仰的な解釈をしている。→ 受肉

処女懐胎

作者石川淳

収載図書石川淳選集
出版社岩波書店
刊行年月1988.2

収載図書石川淳全集 第2巻 小説
出版社筑摩書房
刊行年月1989.6

収載図書石川淳選集 第2巻 小説 2
出版社岩波書店
刊行年月1993.7

収載図書焼跡のイエス善財
出版社講談社
刊行年月2006.11
シリーズ名講談社文芸文庫


処女懐胎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/13 06:27 UTC 版)

処女懐胎(しょじょかいたい)、または処女受胎(しょじょじゅたい)とは、文字通りには処女のまま(つまり男女の交わり無しに)子を宿すことであるが、普通は、特に聖母マリアによるイエス・キリスト受胎というキリスト教における概念を指す。カトリックなどマリア崇敬をする教会において、処女懐胎の意義は、マリアヨゼフとの交わりのないままイエスを身篭ったことにある。無原罪の御宿りとともに、マリアの無謬性(誤りのないこと)を強調する。




  1. ^ 「誤訳」とされる箇所について、原語(ヘブライ語)のアルマー ('almah, עַלְמָה) は「若い男」('elem, עֶלֶם)の女性形で、本来的には「若い女」を意味するとされる。「処女(未婚の女)」を指している言う場合もあるが(創世記24・43)、イザヤ書の当該箇所ではそこまで含意していないと言われる(The NET Bible, イザヤ書7・14の註)。その後、七十人訳(キリスト教発生以前に成立したギリシア語訳の旧約聖書)では、この語は παρθένος (parthenos) と訳された。一般的に「処女」を意味する語だが、「少女」「未婚の女」を指すこともある(Liddell-Scott, A Greek-English Lexicon)。この時点で当該箇所の訳者が、どのように解釈していたのかはっきりしたことは分からないが、その後に七十人訳を引用したマタイの文脈では、はっきりと「処女」と解釈している。
    しかしこの事実は、処女懐胎伝承の発生自体を説明するものではない。マタイは、イエス・キリストを旧約の完成者として考えており(マタイ5・17)、この福音書の際立った思想として、イエスの言行が旧約で予言されていたと考える(予型論的解釈)。そしてマタイは、本来全く関係のない事柄をも旧約と結びつける傾向をもつのである(4・15-16節など他多数)。また、マタイ福音書の存在を知らなかったルカ福音書でも処女懐胎伝承は記述されており、こちらはイザヤ書を一切引用しない。従って、確実に言えることは、処女懐胎伝承がマタイかルカによる創作ではなく、それ以前から存在する伝承だということだけである。
  2. ^ アメリカの州のひとつ「バージニア」はイギリスの「処女王」エリザベス1世に由来し、聖母マリアとは無関係である。
  3. ^ また同様に、既婚の女性を指す敬称でも、同様にマリアを指す場合がある。Madonna()、Notre-Dame(仏)、Our Lady(英)等。


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