ブックワームとは? わかりやすく解説

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bookworm

別表記:ブックワーム

「bookworm」の意味・「bookworm」とは

「bookworm」とは、本を愛し頻繁に読書を行う人を指す言葉である。この言葉は、文字通りに訳すと「本の虫」であり、本を食むのように、本を読み尽くす人を比喩的に表現している。この言葉は、特に読書趣味とする人や、学問に熱心な人に対して用いられる

「bookworm」の発音・読み方

「bookworm」の発音は、IPA表記では/bʊk.wɜːrm/となる。これをカタカナ直すと「ブックワーム」である。日本人発音する際には、「ブックワーム」と読むと良い

「bookworm」の定義を英語で解説

「bookworm」は、"a person who enjoys reading and reads more than the average person"と定義される。つまり、「読書を楽しむ人で、一般的な人々よりも多く読書を行う人」を指す。

「bookworm」の類語

「bookworm」の類語としては、「bibliophile」や「reader」、「scholar」などがある。「bibliophile」は、本を愛する人指し、「reader」は、読書を行う人を指す。「scholar」は、学問に熱心な人を指す。

「bookworm」に関連する用語・表現

「bookworm」に関連する用語としては、「bookish」や「well-read」、「literary」などがある。「bookish」は、本好き性格を指す。「well-read」は、多くの本を読んで教養があることを指す。「literary」は、文学関連することを指す。

「bookworm」の例文

1. He is a real bookworm.(彼は本当読書家である)
2. She's always been a bookworm since she was a child.(彼女は子供の頃からずっと読書家だった)
3. I'm not surprised you don't know him. He's a bookworm who spends all his time in the library.(彼を知らないのも無理はない。彼は図書館でずっと過ごす読書家だからだ)
4. My sister is a bookworm, she reads at least three books a week.(私の姉は読書家で、週に少なくとも3冊は本を読む)
5. He's such a bookworm that he has read all the books in the library.(彼は本当に読書家で、図書館の本全て読んでしまった)
6. Being a bookworm, she has a vast knowledge of various subjects.(彼女は読書家で、様々な主題についての広範な知識持っている
7. I've become a bookworm since I bought a Kindle.(Kindle買ってから、私は読書家になった
8. My grandfather was a bookworm and he passed on his love of reading to me.(私の祖父読書家で、彼は私に読書の愛を伝えた
9. If you're a bookworm, you'll love this bookstore.(もし読書家なら、この書店はきっと気に入るだろう)
10. She's a bookworm, always with her nose in a book.(彼女は読書家で、いつも本夢中になっている)

ビブリオフィリア

(ブックワーム から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/25 07:58 UTC 版)

『本の虫』
カール・シュピッツヴェーク画、1850年。

ビブリオフィリア (bibliophilia) は、書籍)に対するのこと。日本では慣用的に、ビブロフィリアとも表記される。

本に対する愛を発露する人のことは、ビブリオフィル(: bibliophile: bibliophilie)という[1][2]愛書家とも呼ばれる[3]

「読書家は本の内容あるいは本を読むという行為が好きな者である。一方、愛書家は“書籍”という物体を愛する者である。」と定義的に言及されることもある。

書籍を愛好する性癖および書籍を収集する習慣は、ビブリオフィリズム(bibliophilism、書籍愛好)と呼ばれる(形容詞形は、bibliophilic)。

側面

古典的な愛書家は書籍を読み、それを賞賛し、収集することを好む。そしてしばしば、大量かつ特殊化されたコレクションを所有する。

愛書家が、必ずしも愛する書籍を所有したいと望んでいる訳ではなく、図書館の古い蔵書を愛でるという選択肢もある。

しかし通常、愛書家は熱心な蔵書家でもある。より古く希少な本や珍しい本、初版本、特殊な装丁の本、作家の自筆原稿などにより高い価値を見出し、コレクションに大金をつぎ込むこともある。

ビブリオマニア

愛書家はビブリオマニア(bibliomania、フランス語:Bibliomanie、ビブリオマニー、愛書狂[3]猟書家)と混同されてはいけない。ビブリオマニアは強迫性障害の一種で、社会生活もしくは当人の健康に悪影響を及ぼすもので、書物に対する姿勢が「集め、愛でる対象」というよりも「収集する(狩り集める)対象」であるとする違いがある。

このビブリオマニアという語はビブリオフィリー (bibliophily) という語に置き換えられていることもある。だが米国議会図書館 (the Library of Congress) ではビブリオフィリーという語を使用しておらず、むしろ読み手側に“書籍の収集趣味”と“猟書癖”のどちらに解釈するのかを任せている。ニューヨーク公立図書館 (The New York Public Library) でも同様である。

歴史

Arthur H. Mintersは、「書籍の個人的な収集は、キケロアッティクスを含む多くのローマ人がふけった道楽である。」と述べている。またウィリアム・グラッドストン英国首相が、愛書家であったこともよく知られている。

この語は、1824年に英語の語彙に加えられた。

1583年には、「書籍そのもの(特に読書すること)を愛するもの」を意味する語として、執筆、出版、販売に従事する者の総称としてより一般的な用語である bookman の概念から区別された。

脚注

  1. ^ 「ビブリオフィル」精選版日本国語大辞典、 デジタル大辞泉、コトバンク
  2. ^ 斎藤精輔「辞書生活五十年史」(ビブリオフィル叢書)図書出版社 (1991)
  3. ^ a b 辰野隆「愛書癖」青空文庫、底本「辰野隆随想全集2 え・びやん」福武書店、1983年

参考文献

  • Merriam-Webster's Collegiate Dictionary 10th edition (1996) ISBN 0-87779-709-9.
  • 辰野隆「愛書癖」青空文庫、底本「辰野隆随想全集2 え・びやん」福武書店、1983年

関連項目


ブックワーム (Bookworm)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 05:25 UTC 版)

トイ・ストーリー3」の記事における「ブックワーム (Bookworm)」の解説

懐中電灯抱え眼鏡をかけたイモムシ。ベッドサイドでの読書助けおもちゃ図書室の主。図書室の本とともに各種おもちゃ説明書管理している。彼の存在数ある脱獄映画へのオマージュである。ロッツォ支配下にあるが、変装して「あるもの」を取り行ったバービー正体知りながら見逃す脱獄映画における図書係がそうであるように、彼は中立立場保ち騒ぎ渦中巻き込まれるのを嫌がり、かつ物語カギを握る人物のひとりである。

※この「ブックワーム (Bookworm)」の解説は、「トイ・ストーリー3」の解説の一部です。
「ブックワーム (Bookworm)」を含む「トイ・ストーリー3」の記事については、「トイ・ストーリー3」の概要を参照ください。

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