ヒナギク (曲)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/05 02:54 UTC 版)
『ヒナギク』は、鬼束ちひろの22枚目のシングル。2018年8月22日に発売[3]。
解説
本作には、愛と情念を歌った「ヒナギク」とラブバラードの「Twilight Dreams」という新曲2曲、そして2017年に開催した全国ツアーから「帰り路をなくして」「ラストメロディー」「X」のライブ音源3曲を加えた全5曲が収録される[3][4][5]。
表題曲「ヒナギク」には池田圭が監督を務めたミュージック・ビデオが制作された[6]。
カップリング曲「Twilight Dreams」は、フジテレビの動画配信サービスFODで配信されるオリジナルドラマ「ポルノグラファー」主題歌として起用された[7]。鬼束にとっては約15年ぶりとなるドラマ主題歌のタイアップだった[8]。また、本楽曲は後に、『劇場版ポルノグラファー〜プレイバック〜』の主題歌となった23rdシングル『スロウダンス』にも再収録されている。
アートワークはシングル収録曲「ヒナギク」と「Twilight Dreams」をモチーフに、“美しさと毒”、“陰と陽”、“光と闇”など鬼束の二面性を表現し、アーティスト写真などにもこのビジュアルが使用された[5][9]。
通常盤、初回限定盤、完全生産限定盤のプレミアム・コレクターズ・エディションの3形態でのリリースとなり、初回限定盤には「ヒナギク」のミュージックビデオを収めたDVDが付属する[3][4]。プレミアム・コレクターズ・エディションは、LPサイズ仕様のスペシャルパッケージとなり、高音質SHM-CD仕様のCDにボーナストラックとして「火の鳥」のライブ音源、「ヒナギク」「Twilight Dreams」のインストゥルメンタルバージョンの3曲を追加した計8曲が収録されるほか、「ヒナギク」のMVとメイキング映像を収めたBlu-rayと撮り下ろし写真を掲載したフォトブックが同梱される[3][4]。
収録曲
初回限定盤・通常盤
Disc1: CD
- 全作詞・作曲: 鬼束ちひろ、全編曲: 坂本昌之
- ヒナギク(6:10)
- Twilight Dreams(5:05)
- FODオリジナルドラマ「ポルノグラファー」主題歌
- 帰り路をなくして (Live at Zepp Nagoya on May 1, 2017)(6:35)
- ラストメロディー (Live at Zepp Nagoya on May 1, 2017)(4:54)
- X (Live at Zepp Nagoya on May 1, 2017)(5:44)
Disc2: DVD(初回限定盤のみ)
- ヒナギク(ミュージック・ビデオ)(6:18)
- 監督:池田圭
プレミアムコレクターズエディション盤
Disc1: SHM-CD
- 全作詞・作曲: 鬼束ちひろ、全編曲: 坂本昌之
- ヒナギク(6:10)
- Twilight Dreams(5:05)
- 帰り路をなくして (Live at Zepp Nagoya on May 1, 2017)(6:35)
- ラストメロディー (Live at Zepp Nagoya on May 1, 2017)(4:54)
- X (Live at Zepp Nagoya on May 1, 2017)(5:44)
- 火の鳥 (Live at Zepp Nagoya on May 1, 2017)(5:53)
- ボーナストラック
- ヒナギク (instrumental)(6:10)
- ボーナストラック
- Twilight Dreams (instrumental)(5:01)
- ボーナストラック
Disc2: Blu-ray
- ヒナギク(ミュージック・ビデオ)(6:18)
- 監督:池田圭
- Music Video メイキング(6:38)
Disc3: Extra Live CD -Limited Edition-
UNDER BABIES (Live at Zepp Tokyo on June 18, 2018)
- シャイン(5:09)
- CROW(5:18)
- 螺旋(4:04)
収録アルバム
- ヒナギク
- Twilight Dreams
- 『REQUIEM AND SILENCE』
カバー
- ヒナギク
脚注
- ^ “ヒナギク”. ORICON STYLE. オリコン. 2018年10月7日閲覧。
- ^ “Billboard Japan Top Singles Sales ヒナギク 2018年9月3日付け”. 2021年10月18日閲覧。
- ^ a b c d “鬼束ちひろニューシングルは愛と情念歌うエレジー”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ (2018年6月12日). 2018年10月7日閲覧。
- ^ a b c “鬼束ちひろ、ニューシングル「ヒナギク」リリース決定”. BARKS (2018年6月12日). 2018年10月1日閲覧。
- ^ a b “鬼束ちひろ、ニューシングル「ヒナギク」は3形態でリリース&特典発表も”. Musicman-NET (2018年6月12日). 2018年10月7日閲覧。
- ^ “鬼束ちひろがヒナギクと炎に囲まれ歌い上げる”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ (2018年8月2日). 2018年10月7日閲覧。
- ^ “鬼束ちひろ、官能小説家×大学生描くBLドラマ「ポルノグラファー」に主題歌提供”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ (2018年7月27日). 2018年10月7日閲覧。
- ^ “鬼束ちひろ、新曲が15年ぶりのドラマ主題歌に”. BARKS (2018年7月27日). 2018年10月1日閲覧。
- ^ “鬼束ちひろ、新シングルのジャケで二面性表現”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ (2018年7月20日). 2018年10月7日閲覧。
- ^ “坂本冬美カバーアルバム発売 “元のさや”鬼束ちひろ作の楽曲話題”. 日刊スポーツ (2021年10月23日). 2021年10月27日閲覧。
外部リンク
- VICTER ENTERTAINMENT 紹介ページ ヒナギク (プレミアム・コレクターズ・エディション)
- VICTER ENTERTAINMENT 紹介ページ ヒナギク (初回限定盤)
- VICTER ENTERTAINMENT 紹介ページ ヒナギク (通常盤)
「ヒナギク (曲)」の例文・使い方・用例・文例
- 彼女にヒナギクの花を摘んでやった。
- あちこちにヒナギクが群生している。
- それはただのヒナギクにすぎない.
- 庭園にはヒナギクが星のようにちりばめられていた.
- 芝生にはヒナギクがちらほら咲いている.
- これらのヒナギクは春が来るたびに芽を出す.
- ヒナギクに似ているさま
- ヒナギクの茎をつなげてできた、花の鎖
- ヒナギク印刷車輪を使用するプリンタ
- オーストラリア南西部産の花で、ヒナギクに似た明るいピンクの薄い花をつける
- 通常淡い黄色のヒナギクのような花をつけるカナリア諸島の多年草の低木
- ヨーロッパ全域と西アジアの草原や開けた林地に産する草本で、黄橙色のヒナギクに似た頭花は乾燥させて興奮薬として、また打撲傷やはれものの治療に使われる
- ヒナギクに似た花を目的に広く栽培されている草本の大きな属
- 派手なヒナギクのような花を持つエゾキクの様々な主に秋に花開く植物のどれか
- ヒナギク
- ユーラシア産の多年生草本で、黄色の舌状花と暗色の中心を持つヒナギクに似た花をつける
- ヒナギクに似た花を持つ北米産のエリゲロン属の数種の植物の総称
- 華やかなヒナギク形の花が評価されるガザニア属の植物の総称
- 南アフリカあるいはアジア産の草本:アフリカヒナギク
- ヒナギクに似た花を持つアフリカあるいはアジア産の草本
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