ハンター協会関連
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「ヴァンパイア騎士」の記事における「ハンター協会関連」の解説
黒主 灰閻(くろす かいえん) 声 - 子安武人 / 郷田ほづみ 黒主学園理事長。身長184cm。AB型。 優姫の育ての親。優姫に対しては親馬鹿である。吸血鬼に大切な人を殺された過去を持つが、人間と吸血鬼の架け橋を育てようと尽力する。かつては冷酷な吸血鬼ハンターだったが、優姫にその事実を言い出せず、ハンター協会に行った際に露見する。使用武器は剣。優姫の覚醒で事態が急変する中、ハンターとして現場復帰を果たし、眼差しも鋭く変化する。「僕」から「俺」へと一人称が変わり、口調も変わった。現役時代、数え切れない大量の吸血鬼を狩ってきたことを内心で後悔している。悠達に内緒で家を出た樹里の命を狙ったものの、返り討ちに遭い、深手を負った過去を持つ。その際、彼女の願いを叶えるための学園創設を約束した。ハンター協会長の死を見届けた後、残された吸血鬼ハンター達の監視下に置かれる。 優姫達が学園を去った1年後では、監視状態が続くものの若干の自由は許されており、零に会うためアパートを訪れる。零の高等部残留に驚きながらも、変わらない口調で零に接する。外見は現役時のように髪を下ろし、愛用の眼鏡を着用。零に次期ハンター協会長としての会合参加を求める。黒主学園の理事長は、彼が不在だった間は夜刈が務めた(アニメではそのまま灰閻が理事長を続けている)。原作とアニメ共通で、夜間部がなくなり普通科のみの運営となっている。現在は、表向きのみ協会長として過ごす。アニメでは夜刈に「伝説のハンター」と呼ばれている。ハンターの仲間からは牙を持たない吸血鬼と呼ばれているが、その理由は通常のハンターと比較して吸血鬼の因子の影響を強く受けているため、約200年間外見が変わっていないからである。 ハンター協会長 声 - なし / 菊池正美 本名は不明。李土と関わりを持つ謎の多い人物。灰閻と知人でもある。元老院と手を組み、ハンターと吸血鬼の互いの社会で不都合な部分を処理しようと画策していたが、体内に得ていた純血種の血に逆に取り込まれ、悲惨な最期を遂げる。彼の後任には零がなることが、灰閻の口から告げられた。現在は、表向きは灰閻が、実質的には夜刈が後任に就いたとされるが、これは零が協会長に相応しい器に成長するまでの間であり、当人達も複雑ながら了承している。 夜刈 十牙(やがり とおが) 声 -安元洋貴 現在No.1と称される吸血鬼ハンター。零の過去を知る師匠で、昔、零を庇って右眼を失った。使用武器は銃。倫理の教員免許を持つ。零の覚悟を試すために銃口を向け、協会長の命令で彼を拘束し、牢屋に閉じ込める。原作では零の覚悟を見極めた後学園を去るが、アニメでは教師を続け、壱縷とも再会を果たし、普通科と夜間部共通で教師として動くなど、原作とアニメにおける役割が大きく異なる。優姫の覚醒後は、現場復帰を果たした灰閻と協会長を残し、協会長が放った吸血鬼達の処理に向かう。優姫達が学園を去った1年後では、灰閻の代理で理事長を務め、零が適任に育つまでの実質的なハンター協会長となっている。B型。 鷹宮 海斗(たかみや かいと) 小説『憂氷の罪』に登場。吸血鬼ハンター。幼いころ、零と共に夜刈に教わっていたことがある。零より年上の兄貴、実の兄も吸血鬼ハンターだったが、仕事中に行方を眩ました。だが、再会時にはレベル:Eに堕ちていたため、海斗自らの手で粛清する。壱縷のことは好いていないが、零のことは評価している。夜刈の後任として倫理の教師を務めている。
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