ハリスン・H・シュミット
名前:ハリスン・H・シュミット(Harrison H Schmitt)
分類:宇宙飛行士
性別:男
国名:アメリカ
生年月日:1935年7月3日(ニューメキシコ州サンタ・リサ)
所属宇宙機関:アメリカ航空宇宙局(NASA)
飛行実績:アポロ計画(アポロ17号/サターンV)
シュミットはアポロ計画でただ一人、地質学者として月に降り立った人間です。
シュミットは、カリフォルニア工科大学卒業後、1964年にハーヴゼド大学で地質学の博士号を取得、その後USGS(アメリカ地質調査所)で研究に従事しました。
初搭乗は、1972年12月7日に発射されたアポロ17号です。サーナン船長とともに月に着陸し、火山性の岩石を採集するなど、月の組成を解明するのに大きな役割を果たしました。
月から帰還した後は、NASAのエネルギー計画の副理事に就任するなど、NASAの発展に大きく寄与しました。1975年の退官後は、ニューメキシコ州選出の上院議員に当選し、政治家として活躍しています。
1.同じロケット、衛星に乗った宇宙飛行士はいるの?
ユージン・A・サーナン、ロナルド・E・エバンスと同乗しました。
2.宇宙でどのようなことをおこない、どんなことに成功しているの?
アポロ17号は、アポロ計画最後の月面着陸プロジェクトです。サーナン船長とシュミットが「静かの海」の北東約700kmの山脈部に着陸し、約3日間(65時間)月面上に滞在、3回の船外活動をおこないました。
アポロ17号は、過去の調査で謎が多かった月のなりたちや成分について、多くの研究資料を持ち帰りました。火山性の岩石などの珍しい地質資料を採集しています。
- ハリスン・H・シュミットのページへのリンク