ドイツの主要人物
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アドルフ・ヒットラー 本作品の主人公。画家を夢見て放浪生活を続けるが、第一次世界大戦が勃発すると愛国心から軍隊に志願。戦後、ナチ党の前身であるドイツ労働者党に共鳴し入党。やがてドイツ人を熱狂させる独裁者となり、ポーランド侵攻により第二次世界大戦を引き起こす。特技は口笛で、ワーグナー[要曖昧さ回避]のオペラを全曲暗記しており、全て口笛で演奏することができた。 アントン・ドレクスラー ドイツ労働者党ミュンヘン支部議長。本業は錠前屋(史実では鉄道機械工)。一時党首となる。 カール・ハラー ドイツ労働者党全国議長。本業は新聞記者。 ディードリッヒ・エッカルト ドイツ労働者党の初期メンバーで、詩人や劇作家の経歴を持つ。 ゴットフリート・フェーダー ドイツ労働者党の初期メンバーで経済学者。ヒットラーは彼の口髭を真似したと言われている。 エルンスト・レーム ドイツ労働者党初期メンバーの軍人。SAの幕僚長となるが、政治路線でヒットラーと対立し、さらに同性愛者だったために粛清される。 ルドルフ・ヘス ミュンヘン大学在学中にヒットラーの演説を聞いて共感し、ナチスに入党。のちにヒットラーの著書『わが闘争』の口述筆記を手伝う。 ヘルマン・ゲーリング 国会議長や空相を歴任。ゲシュタポの創設者。ミュンヘン一揆の前後で目つきが変わって描かれている。 エーリッヒ・ルーデンドルフ 第一次世界大戦の英雄。ヒットラーに共感し、共にミュンヘン一揆を起こしたのだが、一揆は失敗し逮捕される。 グレゴール・シュトラッサー ドイツ北部ではヒットラーに次ぐ実力者で、しばしば意見衝突しヒットラーと対立する。本業は薬剤師。党内の勢力争いに敗れた末、レームとともに殺害される。 ハインリッヒ・ヒムラー シュトラッサーの秘書を務め、養鶏も営む。後の親衛隊長官。 パウル・ヨゼフ・ゲッペルス ヒムラーの後任の秘書で、後に宣伝相も務める。足に障害を持っている。 クルト・フォン・シュライヒャー 国防軍出身の首相。ナチ党分断を企てるが失敗する。 パウル・フォン・ヒンデンブルク ワイマル共和国最後の大統領。ヒットラーの首相就任に抵抗するが、周りに説得され任命する。
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