ドイツのメンデルスゾーン奨学金
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「メンデルスゾーン奨学金」の記事における「ドイツのメンデルスゾーン奨学金」の解説
ドイツのメンデルスゾーン奨学金は、外国人学生がライプツィヒ音楽院に通えるようにするための奨学金として、1870年代に設立された。資金を出したのはプロイセンの州で、これはメンデルスゾーン家がフェリックスの自筆譜を州に寄贈する時に提示した協定の1つに則ったものだった。最初の受賞者は作曲家のエンゲルベルト・フンパーディンクであり、彼はこの資金を元に1879年にイタリアを旅行した。 ユダヤ人作曲家であるメンデルスゾーンの名を冠した奨学金は1934年にナチスによって中断させられた。しかし1963年に東ドイツの文化省がこれを復活させ、毎年決める作曲と演奏の2部門の賞とした。現在、賞の運営を行っているのはプロイセン文化財団(SPK)である。
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