トキワマンサクとは? わかりやすく解説

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ときわ‐まんさく〔ときは‐〕【×磐満作】

読み方:ときわまんさく

マンサク科常緑小高木。伊勢神宮付近および熊本自生し卵形5月ごろ、緑がかかった白色の4弁花を開き、実は熟す黒色の種を出す。栽培もされる

常磐満作の画像
撮影広瀬雅敏

トキワマンサク


常磐万作

読み方:トキワマンサク(tokiwamansaku)

マンサク科常緑小高木、園芸植物

学名 Loropetalum chinense


常磐満作

読み方:トキワマンサク(tokiwamansaku)

マンサク科常緑小高木、園芸植物

学名 Loropetalum chinense


トキワマンサク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/26 09:46 UTC 版)

トキワマンサク
トキワマンサクの花(大阪市立大学理学部附属植物園
保全状況評価
絶滅危惧IB類 (EN)環境省レッドリスト
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 core eudicots
: ユキノシタ目 Saxifragales
: マンサク科 Hamamelidaceae
: トキワマンサク属 Loropetalum
: トキワマンサク L. chinense
学名
Loropetalum chinense (R.Br.) Oliv. (1862)[1][2]

トキワマンサク(常磐満作[3]・常磐万作、学名: Loropetalum chinense)は、マンサク科トキワマンサク属常緑小高木。庭木や公園樹にされる。和名は常緑樹で、冬でも葉があることに由来する[3]

概要

本州中部以南から九州台湾中国南部、インド東北部に分布する。ただし、日本での自生は極めて限定的で、静岡県湖西市三重県伊勢神宮熊本県荒尾市のみ知られる[3]常緑広葉樹の小高木[3]樹皮は茶褐色から黒褐色で、成木は割れて薄片状に剥がれる[3]。若木は皮目が目立ち、浅いくぼみがある[3]互生し、長さ2.5 - 6センチメートル (cm) 、葉身はやや光沢がある緑色で左右非対称である[3]

花期は4 - 5月ごろで[3]、細長い4枚の花弁の花を咲かせる。花の色は、基本種はごく薄い黄色であるが、紅色の変種であるベニバナトキワマンサク Loropetalum chinense var. rubrum(中国原産で葉も赤みを帯びる)がよく栽培されている。

冬芽は褐色で、星状毛が生える[3]

トキワマンサク属にはこのほかに中国南部などに分布する2種の高木、L. lanceum およびL. subcordatum がある。

脚注

参考文献

  • 鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文『樹皮と冬芽:四季を通じて樹木を観察する 431種』誠文堂新光社〈ネイチャーウォチングガイドブック〉、2014年10月10日、220頁。 ISBN 978-4-416-61438-9 

関連項目




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