ロバート・ブラウンとは? わかりやすく解説

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ブラウン【Robert Brown】

読み方:ぶらうん

[1773〜1858]英国植物学者オーストラリアおよびタスマニア島多く動植物採取し分類学者として活躍ブラウン運動細胞核発見被子植物裸子植物とを分けるなど多く業績がある。


ロバート・ブラウン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/13 04:54 UTC 版)

ロバート・ブラウン
ロバート・ブラウン
生誕 (1773-12-21) 1773年12月21日
イギリス スコットランド モントローズ
死没 1858年6月10日(1858-06-10)(84歳)
イギリス イングランド ロンドン [1]
国籍 イギリス
研究分野 植物学
主な業績 ブラウン運動
命名者名略表記
(植物学)
R.Br.
プロジェクト:人物伝
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ロバート・ブラウンRobert Brown1773年12月21日 - 1858年6月10日)は、イギリススコットランド生まれの植物学者

主な業績

細胞核を発見。オーストラリア産の多くの植物を分類・命名した。1811年に王立協会フェロー選出。1839年に同協会からコプリ・メダル受賞。

1827年1828年という記述もあり)、水面上に浮かべた花粉が破裂して中から出てきた微粒子が不規則に動くことを発見した[2]。ブラウン以前にもこの運動を観察した学者はいるが、ブラウンが最も詳細な記録を残したことから、今なおこの運動はブラウン運動と呼ばれている。ブラウンは、花粉の中にある生命の源が、花粉自体を動かすのだと考えたが、のちに微細な粉末なら、生物に由来しなくてもこの運動が生じることも発見した[2]。ブラウン運動の謎がアインシュタインにより解明されるのは、ブラウンの没後であった[2]

脚注

  1. ^ “Deaths”. The Spectator: pp. 20. (1858年6月19日). http://archive.spectator.co.uk/article/19th-june-1858/20/deaths 2014年3月19日閲覧。 
  2. ^ a b c 現役東大生が解説! 嫌われ者の「花粉」がきっかけになった科学史に残る大発見(東京大学CAST)”. ブルーバックス | 講談社 (2021年4月8日). 2022年3月10日閲覧。

関連項目


ロバート・ブラウン (曖昧さ回避)

(ロバート・ブラウン から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/25 20:15 UTC 版)

ロバート・ブラウン (Robert Brown, Robert Browne)

人名以外

「ロバート・ブラウン」の例文・使い方・用例・文例

  • 父親のほうのロバート・ブラウン
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