テントウノミハムシとは? わかりやすく解説

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テントウノミハムシ

和名:テントウノミハムシ
学名Argopistes biplagiatus
    コウチュウ目ハムシ科
分布国内では北海道九州分布
 
写真(上):テントウノミハムシ成虫
写真(下):テントウノミハムシ幼虫
説明
戦後北海道ヤチダモ造林地に大きな被害与えたことで有名。モクセイ科寄主とし,最近では公園など植栽されているトネリコ属イボタノキ属落葉樹多発することある。とくにヤチダモトネリコ,チョウセントネリコ,イボタノキなどを好む。成虫テントウムシ類に似ているが,刺激与えると跳躍して逃げる。色彩変化に富む幼虫体色は乳白〜黄色で,頭部茶褐色。年1化。関東南部では,落葉下などで越冬した成虫が,3月ごろに樹上出現する成虫は,交尾新芽新葉産卵し,卵は10日前後孵化する幼虫潜葉性で,3齢を経て1か月足らず寄生木離れる幼虫はときに孔道を変えるために,表面に出ることがある老熟幼虫は,から落下して土中に潜る。土中で過ごす期間は約1か月で,6月中〜下旬羽化して地上出現する羽化直後成虫活発に摂食するが,摂食量は真夏には低下し秋に再び上昇する11月ごろから寄生木離れ越冬場所に移る。越冬先立って少数交尾する成虫寿命長く2回越冬するものもいる。北海道では越冬成虫出現5月産卵5月下旬6月中旬,卵は6月中旬ごろから孵化し幼虫7月中旬ごろまで見られる
テントウノミハムシ成虫

テントウノミハムシ幼虫





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