トビモンオオエダシャク
和名:トビモンオオエダシャク |
学名:Biston robustus robustus Butler |
チョウ目,シャクガ科 |
分布:北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島,朝鮮半島,中国北東部 |
写真(上):トビモンオオエダシャク成虫 |
写真(下):トビモンオオエダシャク幼虫(サクラ) |
説明 成虫の開張50-70mm。雌成虫は灰色,雄は茶褐色。幼虫は75〜90mmで,頭部が角状に突き出る。サクラ,ミズキ,ツバキ,リンゴ,クヌギ,チャなどの葉を食害する。ときどき伊豆大島で大発生し,ツバキの葉を食い荒らし,大きな被害を与える。年1化で成虫は3〜4月に発生し,樹皮などに卵塊を生む。 |
トビモンオオエダシャク
鳶紋大枝尺蠖
トビモンオオエダシャク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/16 17:19 UTC 版)
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台湾亜種
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Biston robustum (Butler, 1879) |
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和名 | ||||||||||||||||||||||||
トビモンオオエダシャク |
トビモンオオエダシャク( Biston robustum)はエダシャク亜科に属するシャクガの一種。
生態
成虫は早春の2月上旬~4月にかけて発生する。川敷や高原の草地などに分布し、昼間に活動する。オスの触角が発達して長い羽毛状となっている。オスの展翅は50-62mm、メスは約80mmに及ぶ。日本国内の北海道、本州、四国、九州、対馬、そして朝鮮半島に分布する。
幼虫
幼虫の頭に二つの突起があり、芽の形に似て成長する。静止した時は木の枯れ枝に見えて「土瓶割り」という別名も持っている。[1]終齢幼虫は7センチにも超える。[2]
食草
食草はブナ科、ニレ科、バラ科、マメ科、ニシキギ科、カエデ科、ツバキ科、ミズキ科などを含む。[3]
関連項目
参考文献
- 平嶋義宏 『原色昆虫大図鑑』 第I巻(蝶・蛾篇)新訂版 北隆館、平成19年1月発行
- ^ “トビモンオオエダシャク”. 2021年9月5日閲覧。
- ^ “芋活.com >>トビモンオオエダシャク”. 2021年9月15日閲覧。
- ^ “屋久島以北亜種 Biston robustus robustus”. 2021年9月5日閲覧。
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