鳶紋大枝尺蠖
トビモンオオエダシャク
(Biston robustum から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/16 17:19 UTC 版)
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台湾亜種
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Biston robustum (Butler, 1879) |
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和名 | ||||||||||||||||||||||||
トビモンオオエダシャク |
トビモンオオエダシャク( Biston robustum)はエダシャク亜科に属するシャクガの一種。
生態
成虫は早春の2月上旬~4月にかけて発生する。川敷や高原の草地などに分布し、昼間に活動する。オスの触角が発達して長い羽毛状となっている。オスの展翅は50-62mm、メスは約80mmに及ぶ。日本国内の北海道、本州、四国、九州、対馬、そして朝鮮半島に分布する。
幼虫
幼虫の頭に二つの突起があり、芽の形に似て成長する。静止した時は木の枯れ枝に見えて「土瓶割り」という別名も持っている。[1]終齢幼虫は7センチにも超える。[2]
食草
食草はブナ科、ニレ科、バラ科、マメ科、ニシキギ科、カエデ科、ツバキ科、ミズキ科などを含む。[3]
関連項目
参考文献
- 平嶋義宏 『原色昆虫大図鑑』 第I巻(蝶・蛾篇)新訂版 北隆館、平成19年1月発行
- ^ “トビモンオオエダシャク”. 2021年9月5日閲覧。
- ^ “芋活.com >>トビモンオオエダシャク”. 2021年9月15日閲覧。
- ^ “屋久島以北亜種 Biston robustus robustus”. 2021年9月5日閲覧。
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