チオ尿素とは? わかりやすく解説

チオ‐にょうそ〔‐ネウソ〕【チオ尿素】

読み方:ちおにょうそ

尿素酸素原子硫黄原子置換した化合物無色針状または斜方結晶融点セ氏180度。尿素樹脂染料試薬などの原材料となる。チオカルバミドチオウレア


チオ尿素

分子式CH4N2S
その他の名称スルホ尿素チオカルバミド、スルホカルバミド、チオカルボンジアミド、Thiourea、Sulfourea、Thiocarbamide、Sulfocarbamide、Thiocarbonic diamide、THUUSAF EK-497、TSIZP-34、1-Mercaptoformamidine、Mercaptoformamidine、チオウレア
体系名:イソチオ尿素、チオ尿素、1-メルカプトホルムアミジン、メルカプトホルムアミジン


チオ尿素

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/16 15:57 UTC 版)

チオ尿素(チオにょうそ)は、尿素酸素原子を硫黄原子に置き換えた構造をもつ、分子式 CH4N2S で表される有機化合物>N-C(=S)-N< という構造をもつ化合物の一般名としても使われる。チオウレアチオカルバミドとも呼ぶ。


  1. ^ CERI有害性評価書
  2. ^ C. Wayne Bills, Anthony R. Ronzio, "Micro Syntheses with Tracer Elements. III. The Synthesis of Thiourea Labeled with C14 and of Thiourea Labeled with S35", J. Am. Chem. Soc. 1950 72, 5510-5511. [1]
  3. ^ http://www.safe.nite.go.jp/japan/sougou/data/pdf/risk/pdf_gaiyou/181gaiyou.pdf
  4. ^ http://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/10342974/www.jpo.go.jp/shiryou/s_sonota/hyoujun_gijutsu/golf_ball/page042.htm
  5. ^ Speziale, A. J. "Ethanedithiol." Org. Synth., Coll. Vol. 4, p. 401 (1963); Vol. 30, p. 35 (1950). [2]


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チオ尿素

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 07:59 UTC 版)

有機分子触媒」の記事における「チオ尿素」の解説

チオ尿素誘導体は、2つ窒素結合している水素原子水素結合する際、キレートするようにカルボニル酸素挟み込むため、弱いルイス酸として作用する。これを利用して不斉ディールス・アルダー反応などを触媒するチオ尿素誘導体報告されている。

※この「チオ尿素」の解説は、「有機分子触媒」の解説の一部です。
「チオ尿素」を含む「有機分子触媒」の記事については、「有機分子触媒」の概要を参照ください。

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