ダボ
だ‐ぼ【▽太×枘/駄×枘】
ダボ(太木内)
ダボ
ダボ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/23 15:07 UTC 版)
ダボ(太枘、駄枘)は、木工事や石工事において木材や石材同士をつなぎ合わせる際に、部材間のずれを防ぐために接合面の両方に穴をあけて差し込まれる小片である[1][2]。英語ではdowel、ドイツ語ではHolzdübelと呼ばれる。
ダボ構造
ダボを用いた接合をダボ構造という[2]。つなぎ合わせる木材や石材にダボと同じ大きさの穴をあけダボを差し込んで接合する。ダボを差し込む穴を「だぼ穴」あるいは「ほぞ穴」という[2]。ダボ構造はほぞ継ぎなどの継ぎ構造に比べるとやや強度は劣る[2]。そのためDIYなどでは酢酸ビニル系接着剤(いわゆる木工用ボンド)などを併用することがある[3]。
ダボ構造は加工が容易であるため木製の量産家具などに多く用いられる[2]。
棚受としてのダボ
本棚などの家具ではダボを差し込んで凸面を作ることで棚受に用いられることも多い[2]。棚受用ダボには木製のもののほか金属製、プラスチック製のものがあり、形状も単なる円柱状のものやねじ込み式のもの、棚と接する部分を平らに加工したものなど多種多様である。
目隠しとしてのダボ
加工のために木材に空いた穴を塞ぐために用いる。例えば、板をビス止めする際、ダボと同径の穴を板の2分の1から3分の1程度空け、その中にビス止めしてダボを打ち込む。飛び出た分を切り取り、表面を鉋やサンドペーパーで平らにし、目隠しとする。
脚注
関連項目
ダボ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 07:37 UTC 版)
銃身側に設けられている突起で、機関部に差し込まれて横方向から開閉レバーと連動するボルト(かんぬき)が差し込まれる事で、薬室の閉鎖が成立する。かつては普及品はダボが1本、高級品はダボが2本設けられている事が多く、日本語では前者を「単一止め」、後者を「二重止め」と呼んだ。
※この「ダボ」の解説は、「散弾銃」の解説の一部です。
「ダボ」を含む「散弾銃」の記事については、「散弾銃」の概要を参照ください。
ダボ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 10:23 UTC 版)
親骨と受け骨の接合部分。この部位に最も負荷がかかるため、損傷しやすい部位であり、過分な負荷により親骨が変形しやすい。親骨と受け骨はハトメと称される部品で接合されており、ダボを保護する目的で布片を縫いこんである場合には、これを「ダボ布」と呼称する。ダボ布が設けられていると、傘布(カバー)の磨耗を和らげたり、親骨がスチールである場合には錆が傘布(カバー)に付着するのを防止する効果を発揮する。
※この「ダボ」の解説は、「傘」の解説の一部です。
「ダボ」を含む「傘」の記事については、「傘」の概要を参照ください。
「ダボ」の例文・使い方・用例・文例
- >> 「ダボ」を含む用語の索引
- ダボのページへのリンク