スポーツ中継時の対応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/15 14:17 UTC 版)
「東京マーケット情報」の記事における「スポーツ中継時の対応」の解説
メジャーリーグをはじめとするスポーツ中継と時間が重複する場合、L字型画面で記者・キャスターの解説無しで放送する。かつては15分の短縮版としてNHK衛星第2テレビ(NHK-BS2)に振り替えて放送することもあったが、2011年4月1日に開局したBSプレミアムでは振り替え放送は行われないこととなった。 前場をL字型画面で放送する場合、開始1~2分ほど前に「この後○時○分から○分まで東京マーケット情報をL字画面でお伝えします」のテロップを出す。本来の放送開始時間になるとスポーツ中継の画面を右上に縮小した上で、L字画面右下に番組題名を出し、その後は画面左側に日経平均株価と東証株価指数(TOPIX)を常時掲示(開始時は円相場も)し、下側に午前中の市況終値を流し続けている。この際、BS1のウォーターマークも少しずれる。 かつて行われていたBS2への振り替え放送(前場、12時15分~)は、メジャーリーグのオールスターやポストシーズン・ワールドシリーズ、NFLのスーパーボウル、NBAのNBAファイナルの中継の場合などに行われ、2008年の北京オリンピックでも同様の対応をとっていた。2010年のバンクーバーオリンピック期間中は通常、総合テレビと同時に正午のニュースが放送される時間帯(12:00~12:15)に放送された(このときの総合テレビの正午のニュースはオリンピック中継に内包して行われていたため)。 メジャーリーグ中継がまれに録画撮って出しで放送する場合、その試合の終了後から時間を短縮して、記者・キャスター解説が有る通常版に近い形で放送するケースもある。また、当初通常版で放送する予定が、試合延長によって放送の目処が立たない場合に、急遽L字画面での放送に変更する場合や、予定の放送時間よりも早く終了して時間が余った場合、フィラーとして放送される番組(例・MLBスター名鑑、NHKプレマップなど)と併せてL字画面で放送するケースもある。まれに番組自体休止となる場合もある。なお、2011年度上半期は大リーグ中継が1日に原則2試合程度(午前8時台-午後2時前までが主)放送されるが、日によって午前中の1試合だけの放送で終わる日、あるいは日本時間のランチタイムの試合が雨天などにより急遽中止や試合開始延期となるケースもあり、その場合は午前中の試合分の展開によるが、11時25分からのL字画面に加え、正午から12:25に通常版も放送することがあった(大リーグの試合がランチタイムに組まれていない場合は11:25-11:50に通常版を送り、正午から12:50は「ワールドWave」を編成していた)。 2011年度からは、他チャンネルでの振り替え放送が行われないこともあり、まれに放送時間を2分程度に短縮して、スポーツ中継終了後、または中継途中に放送するケースがある。この場合は、主要指標のみを伝える形となる(現在は後述にあるようにメインチャンネル・サブチャンネルともスポーツ中継が組まれた場合に限られている)。同年11月からはスポーツ中継が重なって、101chの放送ができない場合に限りマルチ編成としてサブチャンネルのBS102chで振り替え放送を行うことになった。11月18日までの前場は11:25-11:49と通常より時刻が繰り上がっていて、後場は通常通りの時刻で放送された。しかし、2011年11月21日から前場が11:30まで取り引きを延長したため、前場の放送はスポーツ中継の有無に関係なく12:00-12:25に繰り下げられた。そのため、L字型画面で放送する頻度は少なくなっている。なお、メインチャンネル・サブチャンネルともスポーツ中継が組まれた場合はメインチャンネルで2分間の放送にとどめて主要指標のみを伝えている。この場合でも12:00から12:17まではL字画面の文字情報とスポーツ中継を並列して放送するが、スポーツ中継が予定より早く終了したり、試合中止となった場合はL字型ではなく、通常放送とする場合もある。後場の放送については大相撲中継が総合テレビで国会中継がある場合に15:20以降はメインチャンネルで放送するため、当番組はサブチャンネルでの放送となる。後場のL字型画面は、2011年3月までは国会中継の関係で本来総合テレビ・BS2で放送される大相撲中継が、BS1で代替放送となった場合などに限られていた。2012年のロンドンオリンピックでも前場・後場とも同様にマルチチャンネル編成でサブチャンネルでの放送する対応をとることになった。
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