ジョシー・リサール[Josie Rizal]
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 05:18 UTC 版)
「鉄拳の登場人物」の記事における「ジョシー・リサール[Josie Rizal]」の解説
格闘スタイル:エスクリマをベースとしたキックボクシング 国籍:フィリピン 登場:鉄拳7 モデルとキックボクサーの仕事で生計を立てている女性格闘家。様々な格闘技の熱狂的ファンである両親の間に産まれ、幼い頃から泣き虫だったため格闘技を習うように両親からしつこく勧められる。健気な彼女は嫌々ながらも両親の期待に応えようと格闘技を習い始め一流のキックボクサーへと成長するが、肝心の泣き虫は治らなかった。一家の家計を助けられるまでになったが、仕事も軌道にようやく乗り始めていたある日、故郷のフィリピンに巨大台風が上陸して甚大な被害に遭う。ライフラインが寸断され救助の手が行き渡らない被災地にいちはやく駆けつけたのは三島財閥の特殊部隊である「鉄拳衆」だった。献身的な活動を行う彼らに憧れるようになったジョシーは自らも鉄拳衆になるべく採用試験に参加する。 ストーリーモードではしつこく追うクマに怯えていたが、クマがジョシーを追いかけた理由は落としたイヤリングを渡そうとしたからであり、ジョシーは安堵した。 泣き虫が治っていないという設定の通り、試合開始時には「どうしよう」と言いながら不安げに走り回ったり、自分の頬を叩いて「集中しなくちゃ」と呟くポーズがある。また、勝利ポーズでは泣き出すものもあり、その際の日本語の字幕は「だめかと思いました」。 フィリピンの政府機関NCCA(国家文化芸術委員会)が彼女のキャラクター造形に対し「彼女はフィリピン人らしくない」「エスクリマの使い手なのに、カリ・スティック(棍棒)を装備していないのはおかしい」と鉄拳の製作者サイドにクレームをつけたというネットニュースが一時流れたが、これは誤報だった。しかし、この一件がきっかけで、ニュース番組や新聞といったメディアやTwitterなどを通じて報道・拡散され、東南アジア圏への鉄拳のプロモーション活動は大成功をおさめたという。
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