シリアルキラーゲーム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/27 10:10 UTC 版)
「次の犠牲者をオシラセシマス」の記事における「シリアルキラーゲーム」の解説
ルール1:本ゲームは14人の参加者によって行われる。 ルール2:参加者は勝負がつくまで会場から抜け出す事はできない。本作の舞台となるのは孤島の廃墟であり、島からの脱出は勿論、エレベーターや階段が壊れている為、地上に下りる事すら出来ない。 ルール3:参加者は<<シリアルキラー>>と<<市民>>の役を振り分けられ、役は本人にのみ知らされる。シリアルキラーは3人。市民は11人。 ルール4:参加者はゲーム運営のため、腕輪型の装置を身に付ける。腕輪は外す事は許されず、もしも外そうとしたり壊そうとすると腕輪に内蔵された毒針によって殺害されてしまう。後述のルール違反に際しても毒針が機能する。 ルール5:1ターンは1時間の自由時間と8分の「指名」タイムで構成される。 ルール6:指名タイムでは、参加者は誰か1人殺したい参加者(本人含む)を「指名」する。「指名」の投票は各人に用意された専用の投票ルーム内で行われる。投票が始まると投票ルームの扉に鍵が掛かり、投票終了後に開錠される。 ルール7:ターン終了後、シリアルキラーによって「指名」された人物のうち指名数が最も多かった人物は死亡する。 ルール8:ターン終了後、市民によって「指名」された人物のうち指名数が最も多かった人物は死亡する。投票タイム終了後、全員の携帯電話に「次の犠牲者をオシラセシマス」という件名のメールが届き、死亡する参加者と処刑方法が発表される。そして当事者は投票ルームに閉じ込められ、内部に設置された処刑用機械で惨たらしく殺害される。バッドエンドも含めれば14人全員が最低一度は処刑されるので、処刑方法は全員違うものが用意されている事が判る。尚、投票ルームの扉は極めて頑丈であり、破壊はまず不可能。 ルール9:全てのシリアルキラーが死亡すれば市民の勝利となり、市民がシリアルキラーと同数以下となればシリアルキラーの勝利。ここで言う「死亡」とは指名で殺害される以外に、ルール違反や不慮の事故で死亡した場合も含む。 ルール10:市民側特別役。<<警官>>が指名した相手はそのターンには死亡しない。警官は1名のみ割り当てられる。警官の指名は絶対であり、例え他の全員が同じ人物に投票していたとしても警官が指名すればその人物は死なない。つまり14人全員が1人の人物を指名すれば誰も死なないと言う事になる。 ルール11:市民側特別役。<<探偵>>は指名した相手がシリアルキラーか否かを知る事が出来る。探偵は1名のみ割り当てられる。投票終了後、探偵が参加者の役割を調べる探偵タイムが設けられている。 ルール12:警官および探偵の「指名」はルール8のカウントには含まれない。 ルール13:探偵が指名できるのは、他の誰かが指名している人間だけである。 ルール14:シリアルキラー側の「指名」が同数になった場合、優先権を持ったシリアルキラーの「指名」が適用される、優先権を持つシリアルキラーは毎ターン規則的に入れ替わる。 ルール15:市民側の「指名」が同数になった場合、同率1位の参加者が死亡する。例えば探偵、警官を除く市民9人にA、B、Cの三人が指名されたとして、AとBが4票ずつ、Cが1票とするとAとBが死亡する。つまり場合によっては市民側の指名だけで二人以上死亡する事も在り得る。 ルール16:参加者同士で直接的な暴力行為が行われたり、時間内に「指名」しないなどルールを破った者はその時点で反則負けとなる。暴力の判定は厳しく、殺傷は勿論、軽く叩いただけでも反則負けとなる。一方、直接的でなければ該当しない場合もあり、例えば爆弾で人を殺傷したとしても、自分で起爆させたのでなければ反則には当たらないとされる。 ルール17:勝負がついた時、負けた側はその時点で生存していても全員死亡する。これはシリアルキラー側の勝利の場合である(市民側の勝利の時点で既にシリアルキラーは全滅している為)。 ルール18:1~17のルールに反しない限り、行動や発言は自由である。
※この「シリアルキラーゲーム」の解説は、「次の犠牲者をオシラセシマス」の解説の一部です。
「シリアルキラーゲーム」を含む「次の犠牲者をオシラセシマス」の記事については、「次の犠牲者をオシラセシマス」の概要を参照ください。
- シリアルキラーゲームのページへのリンク