サロ124形・サロ125形とは? わかりやすく解説

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サロ124形・サロ125形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 07:38 UTC 版)

国鉄113系電車」の記事における「サロ124形・サロ125形」の解説

国鉄分割民営化後登場した2階建車両である。老朽化進み取替時期来ていたサロ110形およびサロ111形置換えにあたり乗客着席需要旺盛なことから同時期に登場した211系2階グリーン車サロ212形およびサロ213形と同じ車体を採用して座席定員増加図ったのである。 これにより定員サロ110形1200番台60に対して90名と30名増となり、実に1.5倍に増加している。車掌付きトイレなしのサロ124形1988年から1990年29両、トイレ付きサロ125形1990年に5両製造された。将来的には、車掌室とトイレ向かい合わせた形で2階グリーン車を2両連結することとしていたが、投入当初は両形式とも4号車に組込まれ2階建+平屋組合せとした。このためサロ125形登場時点サロ124形と同じ向き方向転換し本来の向きと逆の状態)で組み込むため、引通しを両渡りとして使用していた。後述211系への改造時に本来の向き戻されサロ124形組んでいる(逆にこの時は両数の多いサロ124形一部方向転換と引通し改造実施することになった)。 サロ212形などとの相違点は、連結相手異なることからブレーキ装置など構造異なる他、サロ124-1 - 8は485系などからの発生品であるTR69系空気ばね台車改造して使用していることが挙げられる。なお、9以降211系同様の新造ボルスタレス台車のTR235形に変更されている。 サロ124形のうち横須賀・総武快速線投入された9 - 1425 - 29東海道本線サロ124形異なり成田空港利用者輸送対応して後位出入台側の一列荷物置場変更しており、定員は4名少な86となった。また前述のとおり台車がこのグループから新造のものに変更された。1994年から1999年E217系投入時に全車東海道本線転属し、荷物置場撤去して4名分座席増設した。また帯色湘南色変更されたが、東海道本線新製投入されサロ124形とカラーシートの貼り方異なっているため、見分が付く。サロ125形は全5両が東海道本線投入された。 なお、グリーン車独自の車両番号採番となったため、後に全く関係なくJR西日本125系製造されたが、JR西日本車はクモハ125形のみのため車番重複生じなかった。

※この「サロ124形・サロ125形」の解説は、「国鉄113系電車」の解説の一部です。
「サロ124形・サロ125形」を含む「国鉄113系電車」の記事については、「国鉄113系電車」の概要を参照ください。

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