ゴールド (スパンダー・バレエの曲)
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スパンダー・バレエ の シングル | ||||
初出アルバム『トゥルー』 | ||||
B面 | ゴールド(インストゥルメンタル)(7インチ)[1][2] ファウンデーション(ライブ)(12インチ)[3] |
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リリース | ||||
規格 | 7インチ・シングル 12インチ・シングル |
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録音 | 1982年 | |||
ジャンル | ブルー・アイド・ソウル ニュー・ウェイヴ |
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時間 | ||||
レーベル | クリサリス・レコード | |||
作詞・作曲 | ゲイリー・ケンプ | |||
プロデュース | ジョリー・アンド・スワイン | |||
スパンダー・バレエ シングル 年表 | ||||
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「ゴールド」(Gold) は、イングランドのバンド、スパンダー・バレエが、3枚目のアルバム『トゥルー』から出した1983年のシングル。
制作
この曲は、ゲイリー・ケンプが作詞、作曲し、プロデューサー・チームのジョリー&スワイン(スティーヴ・ジョリーとトニー・スワイン)が制作にあたった。
発表当時の評価
この曲はスパンダー・バレエにとって、イギリスでもアメリカ合衆国でも、直前のシングル「トゥルー (True)」に次ぐ2番目に大きなチャート上のヒットとなり[4]、全英シングルチャートでは2位(その時の首位はK.C.&ザ・サンシャイン・バンドの「Give It Up」)、米国のBillboard Hot 100では29位まで上昇した。
ミュージック・ビデオは、ブライアン・ダフィが監督してスペインのカルモナでロケーション撮影が行われた。このビデオのメイキング篇には、ダフィ監督の息子クリス (Chris Duffy) が撮影した写真が取り上げられている。ビデオには、当時まだあまり知られていなかったセイディ・フロストが金色に塗られたニンフの役でフィーチャーされている[5]。
その後
「ゴールド」は、後にセミ・アコースティック、アンプラグト風なスタイルで再録音され、スパンダー・バレエの2009年のアルバム『Once More』に収録された。
この曲は、様々なショーや映画にも用いられた。2012年ロンドンオリンピックの際には、イギリスのラジオ局アブソリュート・ラジオの『The Christian O'Connell Breakfast Show』の番組ホストであるクリスチャン・オコンネルが、Team GB(オリンピックのイギリス選手団)の選手が金メダルを獲得した際にはこの曲を流して祝福すべきだと主張した。スパンダー・バレエのリード・シンガーであるトニー・ハドリーも番組に招かれ、「ゴールド」を生放送で披露した[6]。
また、この曲は、ウェストハム・ユナイテッドFCとセルティックFCで、歌詞の「gold」という部分を、これらのチームでプレーした選手であるコール (Cole) に置き換える形で、フットボール・チャントとなった。
トニー・ハドリーは、この曲について次のように述べている。
「ゴールド」は今の若い連中も、国中の学生酒場で歌う曲になっていて、おかげで僕も数多くのショーに読んでもらえる理由になっている。何かの授賞式のショーなどでは必ずリクエストされる。[7]
この発言は、1980年代当時よりも、21世紀に入ってからの方がハドリーの収入が大きくなっていることの説明として語られたものである。
「ゴールド」は、2002年のビデオ・ゲーム『グランド・セフト・オート・バイスシティ』にも使われた。また、2001年のイギリスのシットコム『Only Fools and Horses』のエピソード「If Only They Could See Us Now」に登場した架空のゲーム『Gold Rush』のテーマ音楽にもなった。
この曲は、バーチャル・バンドであるゴリラズを取り上げた『MTV Cribs』の番組で、ギタリストであるヌードルの性格を表現するために用いられた。
トラック・リスト
7インチ・シングル
- "Gold" – 3:54
- "Gold (Instrumental)" – 2:40[1]
12インチ・シングル
- "Gold (Extended Version)" – 7:12
- "Foundation (Live)" – 3:54[3]
チャート
チャート(1983-84年、2012年) | 最高位[8] |
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脚注
- ^ a b Spandau Ballet – Gold - Discogs - 7インチ
- ^ a b Spandau Ballet = スパンダー・バレエ* – Gold = ゴールド - Discogs
- ^ a b Spandau Ballet – Gold - Discogs - 12インチ
- ^ Whitburn, Joel (2004), The Billboard Book of Top 40 Hits, 8th Edition. (Billboard Publications.)
- ^ Girl on Film (2010年3月21日). “Images of Heaven: GOLD by Spandau Ballet (1983)”. Imagesofheaven.blogspot.com 2012年8月9日閲覧。
- ^ “Absolute Radio to play Gold over & over”. Radio Today. (2012年8月9日) 2012年8月9日閲覧。
- ^ Webber, Richard (2011年7月24日). “Spandau Ballet's Tony Hadley: 'I earn more today than in the Eighties'”. The Daily Telegraph (London) 2014年5月4日閲覧。
- ^ Chart Positions - Allmusic.com
- ^ Kent, David (1993). Australian Chart Book 1970–1992. St Ives, NSW: Australian Chart Book. ISBN 0-646-11917-6
- ^ “Item: 3034 - Library and Archives Canada”. Library and Archives Canada - RBM. 2016年1月31日閲覧。
- ^ “Song artist 726 - Spandau Ballet”. The World's Music Charts. 2015年9月1日閲覧。
外部リンク
「ゴールド (スパンダー・バレエの曲)」の例文・使い方・用例・文例
- 1849年のカリフォルニアのゴールドラッシュ
- ではこのゴールドの紙で。
- それは私には高すぎます。100ゴールドで承諾してくれませんか?
- それは私には高すぎます。200ゴールドで承諾してくれませんか?
- 両親からは、ピンクゴールドのネックレスをもらいました。
- 両親からは、ピンクゴールド製のネックレスをもらいました。
- みんなが「ゴールド・ゴーイング・ウィーク」と呼びます。
- マリーゴールドは太陽とともに起きる。
- 金鉱熱, ゴールドラッシュ.
- 貪欲とゴールド・ラッシュの人を釣り込むような興奮
- 都市の中で、賭博場、淫売宿、酒場、荒っぽい歓楽街で悪名高い場所(特に1849年のゴールドラッシュ以降の、サンフランシスコ波止場地域)
- ロギングキャンプ場やゴールドラッシュを特徴としていて、アルペン自然環境保護区であるワシントンの国立公園
- シカゴのゴールドコーストは、ミシガン湖に沿ってある
- ナイジェリア、カメルーン、ガンビア、トーゴ、シエラレオネ、およびゴールドコーストを含む西アフリカの旧英国の領土
- 1849年にカリフォルニアのゴールドラッシュに加わった鉱夫
- 米国の作家で、カリフォルニアのゴールド・ラッシュの間の生活についての物語で知られる(1836年−1902年)
- クロンダイク・ゴールド・ラッシュの経験に基づく小説の米国の小説家(1876年−1916年)
- 米国の映画製作者(ロシア生まれ)で、自分の映画会社を設立し、その後サミュエル・ゴールドウィンと合併した(1885年−1957年)
- マリーゴールド
- アルピンゴールドににているがそれよりも小さい
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