ケブリオネース
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/24 05:24 UTC 版)

ケブリオネース(古希: Κεβριόνης, Kebrionēs)は、ギリシア神話の人物である。長母音を省略してケブリオネスとも表記される。トロイアの王プリアモスの50人の子の1人である[1]。トロイア戦争ではヘクトールの御者を務めた。
『イーリアス』の2日目、ヘクトールの御者アルケプトレモスがテウクロスに射倒されたとき、ヘクトールに命じられて戦車の御者を務めた[2]。トロイア軍がギリシア軍の防壁を攻撃したときには、ポリュダマースとともにヘクトールのもとで第1部隊を率い[3]、ギリシア陣内に侵入したさいには最も激戦だった場所で戦った[4]。しかしパトロクロスがアキレウスの鎧をまとって戦ったさい、パトロクロスがヘクトールにめがけて投じた石がケブリオネースの頭に当たり、ケブリオネースを倒した[5]。ヘクトールはケブリオネースの遺体をめぐってパトロクロスと激しく戦い、エウポルボスがパトロクロスに深手を負わせたときに討ち取った[6]。
脚注
参考文献
固有名詞の分類
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