アテュムニオス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/24 19:36 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動アテュムニオス(古希: Ἀτύμνιος, Atymnios)は、ギリシア神話の人物である。主に、
が知られている。以下に説明する。
カッシオペイアの子
このアテュムニオスは、ゼウスとカッシオペイアとの間に生まれた美少年。クレータ島の王ミーノースとその兄弟サルペードーンは美少年ミーレートスをめぐって争ったとされるが、一説によるとそれはアテュムニオスであったという[1]。
アミソーダロスの子
このアテュムニオスは、怪物キマイラを育てたとされるアミソーダロスの子で、マリスと兄弟。兄弟はともに槍の使い手であり、トロイア戦争ではリュキアの王サルペードーンにしたがって戦ったが、それぞれ老将ネストールの息子アンティロコスとトラシュメーデースに討たれた[2]。
エーマティオーンの子
このアテュムニオスは、エーマティオーンとニュムペーのペーガシスの子。トロイア戦争で戦ったが、オデュッセウスに討たれた[3]。
脚注
参考文献
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