クリフハンガー系統のエリア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 04:39 UTC 版)
「SASUKE」の記事における「クリフハンガー系統のエリア」の解説
いずれも、3cmの突起に指をかけて移動するエリアである。現行で第8形態まで変化しており、最も形態変化が多いエリアでもある。 直線型クリフハンガー(第4回) クリフハンガー第1形態。全長5m。段差はないが、50cmの空白が2個ある。第4回のみのエリアで、到達した10人中5人が脱落。第5回にマイナーチェンジされた。 段差型クリフハンガー(第5 - 8回) クリフハンガー第2形態。全長5.1m。1、2、3本目それぞれ1.2m。1つ目の空白は50cmの水平の空白で、2つ目の空白は30cmの登り段差である。第9回にマイナーチェンジされた。 クリフハンガー改(第9 - 17回) クリフハンガー第3形態。高さの違う突起が3つあり、1つ目と2つ目の間は30cmの登り段差、2つ目と3つ目の間は45cmの下り段差がある。第12回のみ2つ目の段差をクリアするとすぐに足場があった。第18回にマイナーチェンジされた。歴代のクリフハンガーの中では最も長い期間使用された。 新クリフハンガー(第1形態…第18回、第2形態…第19 - 24回) クリフハンガー第4形態。高さの違う突起が3つあり、1つ目と2つ目の間は30cm登り段差、2つ目と3つ目の間は50cmの下りで、横幅1m。2つ目の突起が斜め上りになっている。3つ目は突起の始めの方が大きめに作られている。第18回、第20回ではここで3rd進出者が全滅した。第18回に長野誠が2つ目の空白を越える際、3つ目の突起を右手で持ったものの左手で支柱をつかんでしまい、長野の自己申告によりコースアウトという形で失格となった(その後の大会では、支柱を掴むことができないように設計し直されている)。第21回で竹田敏浩が初めてクリアした。また第23回に、髙橋賢次が初めてジャンプではなく、左腕と右腕をクロスさせ左腕を支えにして右腕を大きく伸ばすという方法でクリアしている。 アルティメットクリフハンガー(第1形態…第25回、第2形態…第26・27回) クリフハンガー第5形態。突起は6つあるが、第25回と第26回以降でコースが違う。第25回では、1つ目は24°傾斜がついたものを右斜め上に2m渡り、2つ目は12°傾斜がついたものを左斜め上に2m渡る。この二つは逆バンクの壁に設置されているが突起は地面に対して水平である。2つ目の突起から45cm上に3つ目がある。3つ目は平行移動を要し、3m20cmの長さとなっており、高さ変わらず90cmの空白を挟んで4つ目の1m20cmの突起、そこから5本目の1.1m先にある15cmの短い突起へと飛び移る。さらにそこから57cm下に2mの6つ目の突起がある。第26回ではマイナーチェンジされ、2つ目と3つ目の間隔が短くなったが、3つ目と4つ目の空白が60cmの上り段差になった上に1つ目と2つ目の突起の傾斜が30°となった(いずれの設定も実況より)。新クリフハンガー同様、飛び移りの着地部分である第5突起と、第6突起の始めの方は大きめに作られている。 当時としてはあまりにも難易度が高かったため第26回までクリア者が現れなかったが、第27回に橋本亘司が初めてクリアし、同大会で計3人がクリアした。 クレイジークリフハンガー(第28 - 31回) クリフハンガー第6形態。かつてのクリフハンガー第3形態に似ているが、登り段差と下り段差は同じで、第3突起が短く、第3突起の後ろ1.8m離れたところに第4突起があるため、後ろへジャンプしなければならない。第28回は3rdに進出した挑戦者3人全員がここでつまづいたが、第29回に森本裕介が初めてクリアした。なお、ジャンプする場合は「後ろに飛び、空中で体を反転させなければならない」と定められている(かつてドリューがAmerican Ninja Warriorで反転せずに攻略しているVTRが流れたことがあるが、日本のSASUKEではそのルールは禁止である)。 ウルトラクレイジークリフハンガー(第32回 - 第36回) クリフハンガー第7形態。第1突起から1.8m後方の第2突起に飛び移り、1.8m後方の電動で上下に90cm動く第3突起に飛び移る。第2突起は途中で前後にカーブしている。第32回から34回までは、休憩地点を挟まずにバーティカルリミット改に移行する。突起間の段差はない。
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