ガス・モンキー・ガレージ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/17 16:39 UTC 版)
「ファスト&ラウド」の記事における「ガス・モンキー・ガレージ」の解説
リチャード・ローリングス(英語: Richard Rawlings) 出演:シーズン1 - 現在 GMGのオーナー。1969年生まれ。8~17歳まで朝3時に起きて父親と新聞配達をするなど苦労していた。この惨めな体験で、金の価値を教わったという。84年にイースタンヒルズ高校に入学。当時はスポーツマンとはほど遠く、真ん中分けの超オタク系。最初に買った車は緑のマーキュリー・コメット。車イジリは凄くて、ドーナツターンはこの頃からやっていた。本人はイケてるつもりだったが、周りからは”へどコメット”と呼ばれ、全然モテなかった。卒業後は消防士・救急救命士として働いていたこともある。その後は印刷会社をやったり、車の転売をしてお金を稼いでいたが、一念発起して自分の店ガス・モンキー・ガレージを開店。2005年に『オーバーホール 改造車の世界』にアーロンと共にAチームのメンバーとして出演。この番組に呼んで貰った事で道が開けたため、チップの事は恩人だと言っている。そして2012年より自身の店を舞台にした番組『ファスト&ラウド』の放送を開始する。現在は車専門のバイヤーではなく、レストランやライブハウスの経営、自社製のテキーラやエナジードリンクを販売するなど実業家としても成功している。番組初期は車を押したり、洗車をしたりといった肉体労働もしていたが、店が大きくなってからはやっていない。パーティやイベントには積極的に参加し、その都度人脈作りの大切さを語っている。GMGが他の店よりはるかに大きな利益を出せるのは、彼のセレブ人脈によるところが大きい。両手を突き出して「ワォ」という決めポーズがある。決め台詞は「Get you some of that!!」で、日本語訳は「ざまあみろ」「まいったか」「やってやる」などその時の状況や言い方でかなりのバリエーションがある。ちなみにこの言葉はGMGのシャッターにも大きく書かれている。 車両の買い付けや売却時の価格交渉術にも長けており、転売だけで巨額の利益を出すこともしばしば。経営者らしく時間的・金銭的なコストには大変にシビアで、短い納期で辟易するクルーを煽り立てるのは日常。自社の作品が掲載された雑誌をクルーに配るも有償販売とし、「くれないのか、ケチだな」と呆れられることもあった。反面、良い取引が決まって上機嫌な時はクルーにランチを奢ったり、無理な納期で徹夜するクルーに出前を振る舞ったりといった気前の良さもある。 私生活では1993年に最初の妻であるカレンと結婚するも、1999年に離婚している。同年2番目の妻のスザンヌと再婚。しかし2009年に離婚。2015年にスザンヌと再婚するも、2019年に3度目の離婚をしている。ケーシーとの世間話で、妻が最優先になるので車好きにとって結婚は厄介なもの、という話をしている。大のビール好きでもあり、仕事が上手くいった時、逆に上手くいかなかった時もヤケ酒のように飲む。「ビール係!」もこの番組を代表するかけ声である。2015年5月に自叙伝を発売するが、タイトルは『Fast N’Loud:血と汗とビール』である。しかしケーシーにはビール腹だと注意された事もある。車だけではなくバイクも好きで、番組内でも何台か自分用のバイクを購入している。
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