カルバニア王家関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/24 05:03 UTC 版)
「カルバニア物語」の記事における「カルバニア王家関連」の解説
タニア・カルバニア 上記参照。 リカルド・カルバニア タニアの父で先代のカルバニア王。カリスマ性があり国民からの人望も厚かったが、タニアが12歳の時に若くして病死する。プラティナと結婚する前に相愛の婚約者がいたが、病気で亡くしている。 プラティナ・カルバニア リカルド王の正妃で、「世界一美しい」と言われていた。その美貌から13歳で王妃となり、14歳でタニアを出産する。夫のリカルドに恋していたが、娘のタニアは「母の片思い」と評している。若くして思いもよらず王妃になったこともあり人間的に未熟で、浪費が激しく、夫の愛情や男子の跡取りに恵まれない不安から、だんだんとオカルトに傾倒していき、周囲に苦々しく思われていた。リカルドの死の際にトラブルを起こして処刑されかかるが、タニアの手腕により他国に追放されることで極刑を逃れた。長らく消息不明だったが、クロスチアで「カルチェ・シュート」(後述の#クロスチアの人々参照)と名前を変え、一人の女性として生き直し再婚していた。 ナジャル・フラコス・カルバニア スプーナの息子。正妃ではなく愛人との間の子で、タニアとは同い年。幼い頃は利発で美形だったため、リカルド王の再来になるのではと期待されたが、8歳の時に落馬し、脚に怪我をして以来、中央からは離れて暮らしていた。10年ぶりに戻り、ライアンの後釜(教育係兼結婚相手候補)としてタニアの家庭教師となるが、タニアに不埒を働いたため、これは2回で終了する。複雑な家庭環境と不自由な脚が原因で性格はかなり捻くれているが、王族としては色々と有能。タニアと近しくなり、彼女に惹かれたことで徐々に考え方や性格が変わっていっている。人知れず脚の治療に耐えているが、努力していることを人に知られるのが嫌いなため公言していない。幽霊が出る古い離宮に住んでいる。 オシリス・シマロン・カルバニア カルバニア国の皇太子。先王リカルドの弟でタニアの叔父に当たるが、妾腹の子。 スプーナ・フラコス・カルバニア 先王リカルドの二番目の弟でタニアの叔父に当たるが、オシリスとはまた別の妾腹の子。本人も正妻の他に妾が8人おり、子供は10人いる。ナジャルはそのうちの一人。いいかげんな遊び人で、リカルドへの劣等感から幼いタニアをいじめていたが、現在は一目置いている。 キセパ・フラコス・カルバニア 先王リカルドの妹でタニアの叔母。スプーナとは父と母が同じ実姉。 アナベル・サラザン・ホーリー ライアンとは遠縁で、同じ赤毛の美女。貧乏貴族の娘だが血筋はいい。エキューに恋に似た憧れを持っており、ライアンとは犬猿の仲。幼い頃ねえやが男にだまされ自殺したことや母親の教えから男を信じていない。母親から貴族令嬢としての婚活テクニックを仕込まれており、玉の輿を目指していた。着飾ることが大好き。幽霊を怖がらないことやタニアに似た容姿がナジャルに気に入られ、アナベル自身もエキューの側にいたかったため側仕え(寵姫)となり、準王族扱いになった。だが、実際のところはナジャルには相手にされておらず、愛人ではない。
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