カルテⅠ「流氷、キマイラの男」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 07:59 UTC 版)
「ブラック・ジャック (OVA)」の記事における「カルテⅠ「流氷、キマイラの男」」の解説
クロスワード・マナビス 声 - 大塚周夫 キマイラ病を罹っている大富豪。余所者と思われていたが、元々は島の出身で過去に島からキマイラ病が発症した際に家族が感染、感染拡大を恐れた村人の焼き討ちに遭い両親と妹を殺され、自身は島を逃げ出した過去を持っている。キマイラ病が解明できず諦めかけたBJに手術をキャンセルされかけるが、命乞いではなくキマイラの発作の様子を見てほしいのだと説得する。手術の日に「おはよう小百合」と言って手術室に向かい、キマイラ病解明に命を賭して最後の発作の最中に手術を受け息を引き取った(原作では生存している)。 幼少期と現在と二度にもわたる村人の焼き討ちにあいながらもキマイラ病だけを憎み続け、最後は亡骸をBJに抱きかかえられて妻の元に送られた。 小百合・マナビス 声 - 井上喜久子 クロスワードの妻でありながら、秘書のデビットは不倫の仲。10年前にBJの整形手術で美しく生まれ変わり、そのお陰でクロスワードと結婚した。その為にBJが島に到着時に再会を喜ぶが、BJには「再発でもしない限り患者は医師の事など忘れて良い」と素っ気なくあしらわれてしまう。 後にクロスワードとの子を懐妊する。バスルームで転倒し流産の危機に陥るが、BJの緊急処置によってお腹の赤ん坊共々救われた。 デビット・ローゼンタール 声 - 大滝進矢 クロスワードの秘書だが、小百合の不倫相手。秘書課の経費を誤魔化して横領していた。小百合がクロスワードの子を懐妊を境に別れを切り出されるがしつこく食い下がっていた。実は歳の差婚から小百合の気が紛れればとクロスワードに関係は意図的に見逃がされていた。後に「小百合の気が無いので何時でも辞めてよい」と事実上の解雇を宣告される。村人の屋敷襲撃の際に自身から会社を辞めることを小百合に伝え、クローゼットに小百合とメイドを隠し、体を張って守ろうと村人に抵抗するが松明で殴り倒されてしまう。 ミネア・F・ロス 声 - 冬馬由美 島の女医。兄フレディとイギリスで医師の資格を取り島に戻ってきたが、その兄がキマイラ病を発症している。クロスワードの犠牲の元に発見されたキマイラ病の真実をTV出演で報じている事から、村人の屋敷襲撃の後にBJからキマイラの全貌を伝えられたと見られる。 シェル 声 - 亀井芳子 村の少年。父がキマイラ病を発症しており、井戸を掘るために城から壷を盗んだところをBJに助けられる。 フレディ 声 - 掛川裕彦 ミネアの兄で医師。兄妹でキマイラ病の解明に尽力していたがキマイラ病に感染してしまい、最後には息を引きとる。
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