カルテⅥ「雪の夜話、恋姫」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 07:59 UTC 版)
「ブラック・ジャック (OVA)」の記事における「カルテⅥ「雪の夜話、恋姫」」の解説
種田三郎左衛門 声 - 麦人 鎌倉時代の武将。幼少の頃から姫を守りつづけている。 身分の違いから姫からの想いに気づきながらもその想いを受けられないでいた。姫の手術後、六条寺の軍の追手が迫る絶望的な状況の中にて姫の想いをやっと受け入れるが、その願いは果たされる事なく姫は手術の傷が開いてしまい絶命、種田も六条寺の軍との壮絶な争いの中にて討死する。 BJが現世に戻った際に姫と瓜二つの女性が本来の患者の女性であり、出稼ぎ先の事故により既に死亡していた筈の夫である種田からの依頼がこの物語の発端であったと物語ラストで明かされる。 姫 声 - 玉川紗己子 20歳。種田三郎左衛門を好いているが、種田には家柄・身分の問題から求愛を拒否される。4年前に六条寺との婚姻話が出た際、祝言を忌避するために毒の実「ガマカズラ」を食べ病気となってしまう。 劣悪な状況内にてBJの手術を受け成功するが、六条寺の追手から逃れるために傷が塞がらないうちに種田と共に脱出を図ろうとするも絶命、六条寺の軍との戦いにより討死した種田と共に炎に包まれる。 BJが目を覚まし現世に戻った際にそっくりな女性・種田夫人がおり、冒頭で届いたBJへの依頼は亡くなった筈の夫の種田からのものだった。 薫光尼 声 - 藤田淑子 姫に嫉妬し、殺そうと企む。ピノコに催眠術をかけて人質に取り、まるで自分の娘のように扱う。 現世でそっくりな姿の女性が、種田夫人の隣家に住む女性として存在しており、戦国の世とは打って変わり、病床の種田夫人を常に気に掛ける優しい女性だった。 虻丸 声 - 田中敦子 薫光尼直属の忠実な配下。戦国の世にて目を覚ましたBJの手術道具を奪う。種田曰く「薫光尼のおもちゃ」。 薫光尼同様に現世にそっくりな姿の青年が薫光尼にそっくりな女性の息子として存在していた。母同様に隣人の種田夫人を気にかけていた様だった。 六条寺 声 - 坂口哲夫 帝の執政で66歳。若い姫を妻にしようと企む。軍勢を率いての陣中シーンがある。
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