カリキュラム・特色
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/04 20:21 UTC 版)
「学校法人明星学園」の記事における「カリキュラム・特色」の解説
一貫して自由教育に取り組む。 教育理念を自主自立・自由平等・個性尊重とし、厳格な校則と制服を定めない(安全のため体育館シューズのみ指定)。 独自に編製された教科書やノートを多用し、小学校と中学校では検定教科書を使用することは稀である。 想像力、創造力、表現力の育成に力を入れ、体験学習や芸術分野、体育分野の教育が盛んである。 アメリカ合衆国の学制と同じく、中学1年生を7年生、高等学校1年生を10年生などと呼ぶ。 中学校では、思考力、発想力の育成を目標とする。全科目で探求を重んじ、「総合探求」(図書館と情報、探求実践、卒業研究)、「哲学対話」といった独自の科目もある。そして、公式の暗記よりも本質理解を目指す。 高等学校では、自主性を重んじる。10年生の必修科目または必修選択科目中心の授業から発展し、進級するに従い選択科目の比率が増加する。11年生では、文系、理系、実技系(体育、音楽、美術、家政)のコースを選択し、12年生では約7割が選択科目となる。 高等学校のクラスは習熟度別、あるいは少人数にわかれ、また学年を問わないノングレード授業、複数の教員で行うティームティーチング、ディベートを基本としたゼミ形式など、生徒それぞれの個性や意向に合わせて時間割を組み合わせる。 卒業生の同窓会では、卒業回数(○回生)を用いる。これは、大学等において学年を表すものとは概念が異なる。 明星学園における卒業回数(100回生の例) 卒業回数誕生年度小学校入学小学校卒業中学校入学中学校卒業高等学校入学高等学校卒業 100回生2014年度 2021年4月 2027年3月 2027年4月 2030年3月 2030年4月 2033年3月
※この「カリキュラム・特色」の解説は、「学校法人明星学園」の解説の一部です。
「カリキュラム・特色」を含む「学校法人明星学園」の記事については、「学校法人明星学園」の概要を参照ください。
- カリキュラム・特色のページへのリンク