カブトムシ (aikoの曲)
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「カブトムシ」 | ||||||||
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aiko の シングル | ||||||||
初出アルバム『桜の木の下』 | ||||||||
B面 | 桃色 恋人 |
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リリース | ||||||||
規格 | マキシシングル | |||||||
録音 | 1999年 | |||||||
ジャンル | J-POP | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル | ポニーキャニオン | |||||||
作詞・作曲 | AIKO | |||||||
プロデュース | 島田昌典 | |||||||
ゴールドディスク | ||||||||
チャート最高順位 | ||||||||
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aiko シングル 年表 | ||||||||
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『カブトムシ』は、aikoのメジャー通算4作目のシングル。ポニーキャニオンから1999年11月17日[2]に発売。
解説
- 前作「花火」から約3ヶ月ぶりのリリース。
- 本作の発売日に「aikoの@llnightnippon.com」の放送が始まった。
- 初回限定盤にカラートレイ仕様を採用したのはこの作品が初で、以後、現在までに発売された全てのシングル・アルバムの初回限定盤はカラートレイ仕様となっている[3]。また、初回限定盤は歌詞カードが3つ折り仕様で、両面にaikoの写真が印刷されている。ディスクレーベルはオレンジ色(通常盤は赤色)。
- 「カブトムシ」は、TBS『CDTV』1999年12月期エンディングテーマ、フジテレビ『ジョビれば!?』エンディングテーマとしてタイアップされた。aikoは「カブトムシは昆虫では1番強いとされる存在だが、甲羅1枚剥がすだけで柔らかくなって脆くなり、実は寂しい昆虫ではないか」と捉え、自分を守るためでもあるが虚勢を張って恋する自分をカブトムシにたとえて歌っている。また、当時、DJを担当していた「CDKTOP40」(エフエム大阪)の生放送終了後、自宅にて放送時のテンションのまま作り上げたことをライブ中のMCにて公表した。ちなみに、本来夏の虫であるカブトムシを、aikoが冬の虫だと思っていたため、冬の曲である[4]。また、元々はカップリングとして予定されていたが、プロデューサーの助言で表題曲となった。また、PVは「イメージスタジオ109」で撮影され、監督は大熊一成が務めた。2000年6月4日付の香港のFMラジオ局「CR-2」のリクエストチャートで1位を獲得した(日本人4組目)[5]。
- 「桃色」は、NTTドコモ『DoCoMo502i』CMソング、毎日放送『水野真紀の魔法のレストラン』エンディングテーマとしてタイアップされた。
- 松任谷正隆が司会を務めた「FUN」にて「カブトムシ」を絶賛。aikoをゲストに迎えた回でCDショップへ買いに行ったことを告白。人生で初めて購入した邦楽でもある
- 2020年2月25日、「カブトムシ」のミュージックビデオのフルバージョンがYouTube上にて公開され、2月26日からストリーミング・サービスで同曲を含む全曲の配信が解禁されたことを受け、3月には、Billboard Japan Hot 100で12位にまで上昇した[6]。
収録曲
全曲 作詞・作曲:AIKO 編曲:島田昌典
- カブトムシ
- 桃色
- 恋人
- カブトムシ(instrumental)
カバー
- サザンオールスターズの桑田佳祐が2013年のAAAイベント『昭和八十八年度! 第二回ひとり紅白歌合戦』でカバー。また、2日目(2013年12月1日)にはサザンファンを公言しているaiko本人も観に来ていた事が「桑田佳祐のやさしい夜遊び」2013年12月14日放送分で明かされている。桑田は普段ライブでは著名人の観客や知り合いなどが来場するのを事前に知ると、意識してしまうので言わないでほしいとスタッフに言っていたため、aikoが来場することを事前に知らされていなかったが、客席の雰囲気で悟ったと述べている。
- 上白石萌歌 - 2017年、キリンビバレッジ「午後の紅茶」の新CM『おちつけ、恋心。』篇でカバー[7]。
脚注
- ^ 日本レコード協会 ダウンロード認定 (2020年3月)
- ^ aiko official website
- ^ これ以前に発表されたシングル「あした」「ナキ・ムシ」も後に再発盤がリリースされた際、初回プレス分のみカラートレイ仕様となった。
- ^ 「aikoの@llnightnippon.com」第2回放送より。
- ^ aiko香港FM局で1位、スポーツ報知、2000年6月10日。(インターネットアーカイブのキャッシュ)
- ^ 名曲は何度でもチャートを上昇?! aikoの「カブトムシ」、Billboard JAPAN、2020年3月8日、16:00。
- ^ “上白石萌歌、午後ティーCMで「カブトムシ」カバー「生涯忘れることはないでしょう」”. ORICON NEWS. オリコン (2017年8月10日). 2017年8月10日閲覧。
関連項目
外部リンク
- ポニーキャニオンディスコグラフィ - ウェイバックマシン(2009年2月25日アーカイブ分)
「カブトムシ (aikoの曲)」の例文・使い方・用例・文例
- 彼はカブトムシをつかまえて収集する予定だ
- 彼の飼っていた幼虫がカブトムシに変態した。
- 彼はカブトムシに興味がある。
- 彼は最近カブトムシに興味を持っている。
- 何匹かカブトムシを捕まえられたらいいと思います。
- カブトムシの幼虫
- 彼女は、おじいさんから、カブトムシを貰いました。
- その子供たちはカブトムシやくわがたなど、昆虫が大好きです。
- 私が住んでいたところにはカブトムシはいなかった。
- 私はカブトムシを探しに行った。
- 私たちはカブトムシを売ります。
- みんなでカブトムシを競争させた。
- 機能的である後部の羽を覆い保護する、カブトムシやその他の昆虫の角のある前部の羽のどちらか
- 小さくて丸く、明るい色をした斑点のあるカブトムシで、通常、アブラムシや他の害虫を食べる
- 攻撃されると刺激的な臭いを出すカブトムシ
- 長い角をカブトムシ
- 堅い盤のような末端分節のあるアンテナを持つカブトムシ
- アジア東部原産の小さな金属的な緑色と茶色であるカブトムシ
- 一種の鰓角上科のカブトムシ
- 水カブトムシ
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