オープニング・テーマ音楽
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 05:33 UTC 版)
「連続テレビ小説」の記事における「オープニング・テーマ音楽」の解説
各作品、クレジットはオープニング時に表示され、その時にオープニングのテーマ音楽が流れる。当初は全てインストゥルメンタル曲であったが、90年代以降は歌詞入りの楽曲(ポップス系歌手の書き下ろし)が多く採用されるようになる。毎週月曜日はスタッフのクレジットも流れるためテーマ音楽は長めになる(月曜は90秒、他は60秒程度)。作品によっては、オープニング映像やテーマ音楽の歌詞が途中で変化することもある。 『ウェルかめ』(2009年度後期)までは、第1回と最終回を除き、開始時のアバンタイトル(導入部)は無く(第1回・最終回でもアバンタイトルを行わない作品もあった)、放送時刻と同時にオープニングタイトル(テーマ音楽)に入っていた。逆に『ゲゲゲの女房』(2010年度前期)以降は、アバンタイトル(15秒から2分程度、冒頭に「連続テレビ小説」のシリーズタイトル表示)が原則入るようになった(しかし一部の回のみアバンタイトルが入らない事もある)。また、最終回ではオープニングをエンディングとして最後に流すこともある。しかし『ゲゲゲの女房』以降の作品で唯一『ひよっこ』のみ第2話以降はアバンタイトルが入らない事が多かったため、今作ではまさに「連続テレビ小説」の原点回帰を思わせるような雰囲気となった。 『ごちそうさん』(2013年度後期)では第78話と最終回は通常のオープニングは使わず(78話ではアバンタイトルも省略)、タイトルを出したのち早速本編に入り、出演者とテーマ曲はエンディング(通常のカットイン・アウトではなくロールテロップ)に流される変則パターンとなった(『ごちそうさん#オープニング』)。 『エール』(2020年度前期)では、基本他の作品同様、月曜日は90秒バージョン、火曜日から金曜日は60秒バージョンだが、物語の節目の回で月曜でなくても90秒バージョンになったり、月曜でも60秒バージョンになった回がある。さらに、重苦しい内容の回などでオープニングテーマ曲が流れず、タイトルとスタッフロールのみしか流れない、オープニングカットの回がある(エール#オープニング)。 『カムカムエヴリバディ』(2021年度後期)の第2週3日目(第8話)では、ほぼ番組の終盤に差し掛かった本編12分ごろから90秒バージョンのオープニング(一部省略)が流された(カムカムエヴリバディ#オープニング)。 2012年には「朝ドラ50years NHK『連続テレビ小説』放送開始50周年テーマ音楽集」というCDが発売された。作品毎にサントラCDが販売されるようにもなっている。 2010年代には、朝ドラ(特に大阪放送局制作)の主題歌と歌唱アーティストが『NHK紅白歌合戦』に選出される例も多い。 楽譜も販売されている。
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