オキザリスとは? わかりやすく解説

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オキザリス【(ラテン)Oxalis】

読み方:おきざりす

カタバミ科オキザリス属の植物の総称。特に園芸種をさし、花の色は黄・紫・桃色などがある。葉と花は、夜間あるいは雨天曇天のときに閉じる。名は、酸っぱいの意のギリシャ語由来。《 春》

オキザリスの画像
撮影広瀬雅敏

オキザリス (酢漿草)

Oxalis sp.

Oxalis sp.

Oxalis sp.

●「オキザリス」とは、園芸上でカタバミ属なかでも球根のある品種群のことをいいます原産地としては南アフリカ中央・南アメリカなどですが、園芸品種多く作出されています。開花時期品種によってさまざまで、一年中見ることができます
カタバミ科カタバミ属多年草で、学名Oxalis sp.。英名は Oxalis

カタバミ属

(オキザリス から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/14 08:53 UTC 版)

カタバミ属
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
: カタバミ目 Oxalidales
: カタバミ科 Oxalidaceae
: カタバミ属 Oxalis[1]
学名
Oxalis L.
英名
wood sorrel

カタバミ属(カタバミぞく、学名: Oxalis)はカタバミ科に含まれる植物の一群である。の美しいものは園芸用に栽培され、多くは学名カナ読みでオキザリスと呼ばれる。

特徴

カタバミ属は小柄な一年草、あるいは多年草である。地下に鱗茎根茎を持ち、地上にはを伸ばす場合もあるが、ほとんど伸ばさないものもある。

三出複葉、四出、あるいは奇数羽状複葉のものもあるが、日本産のものはすべて三出複葉で、しかも頂小葉と側小葉の区別がほとんどつかないようになっている。この葉は夜間に閉じる。

葉腋から一つ出るか、柄の先に集散花序として出る。花弁は5、雄蘂は10。雌蘂は五室で、果実になるとそれぞれの部屋の背面が裂けてそこから種子を飛ばす(蒴果)。

分布

南アメリカアフリカ等、熱帯を中心に850ほどが知られる。

日本でカタバミ科はカタバミ属のみ分布する。日本産の種は帰化種が多い。

脚注

  1. ^ 『植物分類表』(初版第2刷)アボック社、2010年4月、pp. xx-xxiv, 129-130頁。ISBN 978-4-900358-61-4 

参考文献

関連項目

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