ミヤマカタバミとは? わかりやすく解説

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みやま‐かたばみ【深山酢漿草】

読み方:みやまかたばみ

カタバミ科多年草山地生え倒卵形3枚小葉からなる複葉4、5月ごろ白色淡紫色のすじのある5弁花をつける。叡山(えいざん)かたばみ


深山酢漿草

読み方:ミヤマカタバミ(miyamakatabami)

カタバミ科多年草


ミヤマカタバミ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/11/21 15:16 UTC 版)

ミヤマカタバミ
ミヤマカタバミ
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperm
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
階級なし : バラ類 Rosids
階級なし : 真正バラ類I Eurosids I
: カタバミ目 Oxalidales
: カタバミ科 Oxalidaceae
: カタバミ属 Oxalis
: ミヤマカタバミ O. griffithii
学名
Oxalis griffithii Edgew. et Hook.f.
和名
ミヤマカタバミ
変種

カントウミヤマカタバミ O. g. var. kantoensis

ミヤマカタバミ Oxalis griffithii

ミヤマカタバミ(深山片喰、深山傍食[1]、学名:Oxalis griffithii)はカタバミ科の植物の一種。別名は、ヤマカタバミエイザンカタバミ[2]本州四国九州ヒマラヤに分布する多年草。

特徴

山地の林の下に生える。太い根茎をもつが分岐しない。柄の長い3つの小葉をもつ葉を根生する。小葉の先端は切形になり、中央がへこむ。葉柄や葉の裏面、花茎やには細かい軟毛が密に生える。3-4月頃に白い5枚の花弁の花を咲かせる。花の直径は3-4cmで、白い花弁に紫色の筋があるものもある。雄しべは10個あるが、そのうち5個は短い。雌しべの柱頭は5裂する。花期が過ぎると閉鎖花をつける。花の後には、長さ約2cmの蒴果を作り、中に白い外皮に包まれた種子を作る。種子が熟すと蒴果からはじき出される。[1]

変種

カントウミヤマカタバミ Oxalis griffithii Edgew. et Hook.f. var. kantoensis (Terao) T.Shimizu[2]

関東地方南西部、伊豆半島東海地方に分布する。ミヤマカタバミに比べ、葉裏の軟毛が少ない。果実は長さ6-12mmと小型で卵球形になる。花期は3-4月。[1]

脚注

  1. ^ a b c 山に咲く花(1996)
  2. ^ a b 米倉浩司・梶田忠 (2003-) YList

参考文献

外部リンク

米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList):ミヤマカタバミ 2011年7月17日閲覧。






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