ミヤマウドとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 生物 > 植物名 > ミヤマウドの意味・解説 

深山独活

読み方:ミヤマウド(miyamaudo)

ウコギ科多年草高山植物

学名 Aralia glabra


ミヤマウド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/21 00:29 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
ミヤマウド
福島県燧ケ岳 2012年8月
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : バラ亜綱 Rosidae
: セリ目 Apiales
: ウコギ科 Araliaceae
: タラノキ属 Aralia
: ミヤマウド A. glabra
学名
Aralia glabra Matsum.
和名
ミヤマウド(深山独活)

ミヤマウド(深山独活、学名:Aralia glabra )はウコギ科タラノキ属多年草

特徴

ウドに似るが、は細長く、全体に無毛で紅紫色を帯び、高さは80-150cmになる。は互生し、2-3回3出羽状複葉になり、小葉は長さ3-6cm、幅1.5-3cmの卵形で薄く、先端は尾状にとがり、縁はとがった鋸歯になる。

花期は6-8月。茎先か、上部の葉腋に散形花序をまばらに円錐花序状につける。の数はウドと比べはるかに少ない。花はやや紫色を帯びた緑色の5弁花で、径3mm、花弁は3角状卵形で、歯牙は小さい。雄蕊は5個。花柱は5個。果実は液果になり、球形で黒紫色に熟し、径3mmになる。

分布と生育環境

日本固有種。本州の中部地方と関東地方に分布し、低山帯から亜高山帯の針葉樹林下や林縁に生育する。

利用

同属のウドタラノキと異なり、ふつう食用としない。

参考文献



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ミヤマウド」の関連用語

ミヤマウドのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ミヤマウドのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのミヤマウド (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS