エル特急「いしかり」とは? わかりやすく解説

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エル特急「いしかり」

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 11:21 UTC 版)

カムイ (列車)」の記事における「エル特急「いしかり」」の解説

札幌駅 - 旭川駅間のエル特急「いしかり」は、1975年昭和50年7月18日ダイヤ改正急行「かむい」および「さちかぜ」を特急格上げする形で運転を開始した(7往復)。列車名は、北海道中西部流れ一級河川石狩川由来となっており、ヘッドマーク絵入りになった際は白地に川を表す青い線が大きく蛇行するデザインとなった北海道最初に登場したエル特急であり、北海道における他の特急列車が全列車座席指定だった時代に、普通車のみの6両、そのうち5両が自由席という編成で、異彩を放ったまた、当時グリーン車連結がない唯一の国鉄昼行特急でもあった。また、7往復のうち1往復は、それまで急行「さちかぜ」継承しノンストップ運転の設定となった。 この列車のために新製された485系1500番台は、国鉄特急形電車標準となっていた485系に冬の北海道想定した極寒耐雪装備加味し仕様落成したものの、最初の冬から故障頻出定時運行支障来たしたため、1976年昭和51年)の冬から1979年昭和54年)春まで、計画運休による整備時間捻出加え予備確保目的中間1ユニット抜いた4両編成運転された。1978年11月781系試作車900番台6両編成1本が落成し冬季試験の後、翌1979年昭和54年3月から「いしかり」として運用開始し485系運用余裕ができた。このため、その年から冬季計画運休減車解消した1980年昭和55年6月781系量産車6両編成3本18両)が投入され同月中に485系を完全に置き換えた同年10月1日ダイヤ改正で「いしかり」はエル特急「ライラック」変更され廃止された。

※この「エル特急「いしかり」」の解説は、「カムイ (列車)」の解説の一部です。
「エル特急「いしかり」」を含む「カムイ (列車)」の記事については、「カムイ (列車)」の概要を参照ください。

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