エピクロス派とは? わかりやすく解説

エピクロス主義

(エピクロス派 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/23 16:22 UTC 版)

エピクロス主義(エピクロスしゅぎ、英語: Epicureanism)とは、ヘレニズム期のギリシア哲学者エピクロスに影響を受けた学派。またはそれが快楽主義として通俗化された思想をさす。


  1. ^ ディオゲネス・ラエルティオス 『ギリシア哲学者列伝(下)』岩波文庫、1994年、P.201-228頁。 
  2. ^ a b 小池澄夫 著「エピクロス学派の書物 羊皮紙綴本・パピルス・碑文」、内山勝利 編 『哲学の歴史 第2巻 帝国と賢者 古代2』中央公論新社、2007年、103-106頁。ISBN 9784124035193 
  3. ^ A・ランゲ 『唯物論史(一)』春秋社、1929年、P.117頁。 
  4. ^ F・キュモン 『古代ローマの来世観』平凡社、1996年、P.25頁。 
  5. ^ F・キュモン 『古代ローマの来世観』平凡社、1996年、P.19頁。 
  6. ^ スティーヴン・グリーンブラット 『一四一七年、その一冊がすべてを変えた』河野純治訳、柏書房、2012年。ISBN 978-4-7601-4176-0 
  7. ^ 野田又夫 『ルネサンスの思想家たち』岩波新書、1963年、P.25頁。 
  8. ^ A・ランゲ 『唯物論史(一)』春秋社、1929年、P.238頁。 
  9. ^ A・ランゲ 『唯物論史(一)』春秋社、1929年、P.268頁。 


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エピクロス派

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 17:01 UTC 版)

ヘレニズム哲学」の記事における「エピクロス派」の解説

エピクロス派は紀元前3世紀エピクロス始めた。エピクロス派は世界を、神に干渉されることがなく偶然に支配されるものだとみなした。エピクロス派は苦痛がないことが最高の快楽だと考え素朴な生活を主張した。エピクロス派は、紀元後3世紀に両学派とも滅びるまではストア派主なライバルであった後述するストア派違いエピクロス派では開祖エピクロス時代にすでによく整った哲学体系構成されていたが、後の代に至って学派内で活発な論争交わされた。 エピクロス (紀元前341年-紀元前270年) ランプサコスの小メトロドロス (紀元前331年-紀元前278年) シドンゼノン (紀元前1世紀) ピロデモス (紀元前110年-紀元前40年) ルクレティウス (紀元前99年-紀元前55年)

※この「エピクロス派」の解説は、「ヘレニズム哲学」の解説の一部です。
「エピクロス派」を含む「ヘレニズム哲学」の記事については、「ヘレニズム哲学」の概要を参照ください。

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