エピクロロヒドリンゴムとは? わかりやすく解説

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エピクロロヒドリンゴム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/28 09:45 UTC 版)

エピクロロヒドリンゴムエピクロルヒドリンゴムとも。: epichlorohydrin rubber)は合成ゴムの一種。エピクロロヒドリンの単独重合体と、エピクロロヒドリンとエチレンオキシド共重合体とがあり、前者はCO、後者はECOと略される。

性質

主鎖にエーテル結合側鎖にクロロメチル結合を持つ。耐油性、耐サワーガソリン(劣化ガソリン)性、耐オゾン性、低ガス透過性に優れ、自動車用オイルホースガスケットを中心に印刷紡績機器のロール、電線被覆、接着剤など幅広い用途に使われる。耐熱性は約140℃、耐寒性はCOが-23℃、ECOが-45℃。重合有機金属触媒を用い、有機溶媒中で均一溶液またはスラリー状態下で行われる。

参考文献

  • 田中康之・浅井治海『ゴム・エラストマー』大日本図書、1993年。ISBN 4-477-00395-1 



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