エアロスターノンステップHEV・エアロノンステップHEVとは? わかりやすく解説

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エアロスターノンステップHEV・エアロノンステップHEV

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 10:15 UTC 版)

三菱ふそう・エアロスター」の記事における「エアロスターノンステップHEV・エアロノンステップHEV」の解説

三菱ふそう・エアロノンステップHEVMP37JM改 遠州鉄道 蓄圧式ハイブリッド車"MBECS"に代わって開発され電気式ハイブリッド車。2000年東京モーターショー参考出品される日野ブルーリボンシティHIMR異なりシリーズハイブリッド機構採用エンジンエアロミディの6M61(直列6気筒・8201 cc)を搭載して走行モーター発電機徹し動力源エネルギー吸収電動機用いる。 2002年6月ドア3扉から2扉に変更したプロトタイプ車、シリーズ電気ハイブリッドバスエアロスターノンステップHEV通称電気バス)の試験運行遠州鉄道にて開始され2002年サッカーワールドカップ輸送掛川駅 - エコパ)にも使われた。なお三ふそうではノンステップバスを「ノーステップバス」と呼称していたが、エアロノーステップミディと異なり「エアロスターノンステップHEV」という名称が採用された。 2004年平成16年2月23日からシリーズ電気ハイブリッドバスエアロノンステップHEVが正式発売され試験運行行った遠州鉄道と、名古屋鉄道(現名鉄バス)が導入した。またデモカー名鉄バス貸し出され愛知万博シャトルバスとして使用された後、岐阜乗合自動車購入した関東八都県市近畿圏LEV-6「優」指定低公害車遠州鉄道に2台、名鉄バスに2台、岐阜乗合自動車に1台ずつ購入された(試験運行に伴う貸与を除く)が、2012年遠州鉄道皮切りに順次廃車され、既に全廃されている。なお、名称はエアロスターノンステップHEVからエアロノンステップHEV変更されている。 開発初期車両は、総電圧:648 V 最大容量24 Ah モータ最高出力150×2 (300) kW モータ最大トルク360×2 (720) Nmであったが、エネルギ密度などの観点からバッテリーの総電圧は612 V に、モーター最高出力90 kW×2基に変更となる。 発電用エンジン回転数1700 rpm固定しており、これは6M61型エンジン最大トルク539 N-m / 1700 rpm発揮する値となる。このエンジンには補機に当たる冷房用エアコン・コンプレッサやブレーキなどのエア・コンプレッサが一体型になっており、またその他の補機電動モータでの駆動になっている計器類後継エアロスター エコ ハイブリッド同様、タコメーター省略されるなどHEV車用のものとなっている。 このほか、後輪にはブリヂストン製超偏平シングルタイヤ(435/45R22.5 動荷重半径:0.4699 m)を採用し後輪部の通路幅が拡大された。 各部品の製造会社は、バッテリ旧日電池(現GSユアサ)、モータVVVFインバータシーメンスモータ減速機はFLENDERとなっている。 ディーゼルノンステップモデルであるKL-MP37JMの改造扱いであるため型式はMP37JM改となっている。 エアロスターノンステップHEV量産先行タイプMP37JM改遠州鉄道 エアロノンステップHEV量産タイプMP37JM改名バス 運転席遠州鉄道

※この「エアロスターノンステップHEV・エアロノンステップHEV」の解説は、「三菱ふそう・エアロスター」の解説の一部です。
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