ウルキサ線とは? わかりやすく解説

ウルキサ線(Linea Urquiza)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 00:49 UTC 版)

ブエノスアイレス地下鉄」の記事における「ウルキサ線(Linea Urquiza)」の解説

フェデリコ・ラクロセ駅と西方にあるサン・ミゲル市のヘネラル・レモス駅を結ぶ路線で、地下区間一切存在しないうえ、フェデリコ・ラクロセ駅でB線接続する以外は各駅での他路線との接続はない。路面電車運営した"Tranvia rural"が1888年開通させた路線で、この区間路面電車だけではなく途中ルベン・ダリオ駅で分岐する線路経由しラプラタ川を渡る連絡船通してエントレ・リオス州ミシオネス州さらにはパラグアイ直通する機関車牽引列車走行したアルゼンチン各地民営・州営鉄道と同様、フアン・ペロン同国大統領時代1949年国有化され軌間1,435 mm標準軌)で構成される鉄道網ウルキサ将軍鉄道英語版)の一部となったが、1993年より再び民営化され、メトロビアス運営となった軌間前述通りB線と同じ1,435 mmであり、フェデリコ・ラクロセ駅構内地下鉄B線の同駅とトンネル接続されている。集電方式B線と同じ第三軌条方式であるが、地下鉄乗務員所属する労働組合とウルキサ線の乗務員所属する労働組合の間の関係により、乗客乗せる定期相互乗り入れ行われていない。 前述通り、この路線は本来、直流電化架空電車線方式路面電車路線軌道線)として開業したことから、1950年代後半から1990年代前半までは、徐々に区間縮めながらも架空電車線方式併用されていた。なお、この第三軌条工事を含む路線改良事業日本政府および日本国内企業代表される日本連合によって1970年代初めに施行されており、後述する後述電車"Toshiba"はその完成合わせて導入されたものである。なお、この区間経由する機関車牽引列車2011年より運行されていない。 このウルキサ線及び各地鉄路線と路面電車路線運営1993年よりアルゼンチン政府により認可され引き継いでいるものであり、契約期限過ぎた2017年12月に同線の運営競売賭けられたが、ひとまず18か月分の運営従来通りメトロビアスが引き続いだ。しかし、この延長契約終了するメトロビアス運営する路線地下鉄路線路面電車路線含め全て競売賭けられることになる。そのため、メトロビアス25年上続いている運営手放さないよう、ドイツ鉄道旧国鉄DB)と協力し次の15年間の運営落札させるための努力をしている。 ウルキサ線を走る地下鉄B線の元営団地下鉄500形回送

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ウルキサ線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/15 10:09 UTC 版)

ブエノスアイレスの鉄道」の記事における「ウルキサ線」の解説

詳細は「ブエノスアイレス地下鉄#郊外電車」を参照 ウルキサ線は地下鉄B線のフェデリコ・ラクロセ駅と郊外のヘネラル・レモス駅の間で運行され地下鉄各線と同じメトロビアスによる運営唯一の1,435mm路線である。

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