料金と乗車券とは? わかりやすく解説

料金と乗車券

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 00:49 UTC 版)

ブエノスアイレス地下鉄」の記事における「料金と乗車券」の解説

乗車券は、かつてはトークン呼ばれる専用コイン使用されていたが、現在はリチャージ可能なICカード乗車券である"SUBE"(スベ)と"MODENERO"(モデネロ)および紙製磁気カードの"SubtePass"(スブテパス)が使用されている。このうち"SUBE"は新たな電子マネー乗車券として国の事業のもと2009年2月誕生した。この"SUBE"は各社共通で、地下鉄各線の他に各近郊鉄道路線ウルキサ線ミトレ線ロカ線等)や市内州内路線バスコレクティーボ)にも乗車ができるほか、一部高速道路でも使用が可能である。"SUBE"には専用アプリケーションダウンロードすることにより使用できるスマートフォン用のものも存在。"MODENERO"は2007年従来の"SubteCard"(スブテカルド、2003年誕生)から改称した電子マネー乗車券で、地下鉄各線などメトロビアス運営する路線一部売店(キオスコ)や薬局等で使用可能。 地下鉄では各駅に自動改札機設置されており、"SUBE"と"MODENERO"は改札機読み取り装置タッチ、"SubtePass"は改札機読み取り口に挿入して改札通過するプレメトロ(P/E2線)とU線(ウルキサ線)は読み取り機にタッチする駅も存在料金地下鉄路線1回から20回の使用につき19.00ペソ21回から30回につき15.20ペソ31回から40回につき13.30ペソ41回以上は11.40ペソである。プレメトロE2線は7.00ペソ均一であり(2019年4月現在)、回数タイプの"SubtePass"および"SUBE"、"MODENERO"の利用による割引はない。U線(ウルキサ線)は乗車距離により3つの区分があり、一番短い区間では片道8.00ペソ2番目に短い区間では片道11.00ペソ・最も長い区間では片道13.25ペソである。なお、この数値は"SUBE"の利用による割引運賃であり、"SUBE"以外の乗車券類での利用はこの運賃の約2倍となる。年金受給者自身年金受給提示することで月~木曜日時間帯により、金~日曜日全ての時間無料もしくは大幅な割引運賃となる。一か月定期券販売。 "SubtePass"は2000年導入され1回券・2回券・5回券・10回券・30回券があり、各駅の窓口購入できる。最高で1枚につき一日4回・一週間に14回・一か月48回まで使用可能。使用日時、残回数カード裏面印字される。 "MODENERO"は一部地下鉄駅およびウルキサ線ターミナルのフェデリコ・ラクロセ駅などにある発行センター入手できる。このカード自体一人2枚までは無料発行されるが、初期チャージ25ペソが必要である。また、発行を受けるには、DNIパスポートなどの身分証明書が必要である。短期滞在外国人でも発行可能。 "SUBE"は上記発行センター等以外にも各駅にある売店(キオスコ)等でも購入出来る。"SUBE"を販売する店や施設は"Puntos SUBE"(プントス・スベ)と呼ばれる。 リチャージは、全ての地下鉄駅券売窓口行える。

※この「料金と乗車券」の解説は、「ブエノスアイレス地下鉄」の解説の一部です。
「料金と乗車券」を含む「ブエノスアイレス地下鉄」の記事については、「ブエノスアイレス地下鉄」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「料金と乗車券」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「料金と乗車券」の関連用語

料金と乗車券のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



料金と乗車券のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのブエノスアイレス地下鉄 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS