かいじきっぷ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/13 06:23 UTC 版)
1988年3月に発売開始。竜王駅から塩山駅までの「かいじ」停車駅(竜王は当時「かいじ」が停車していなかったため、甲府まで普通列車を利用)から東京都区内まで往復で利用できる自由席特急券つき乗車券で、相互利用が可能であった。有効期間は4日間。 往復で4,000円と、並走する中央高速バスの片道1,700円(往復割引なし)に近い運賃・料金の設定であったが、「あずさ」は勿論「はまかいじ」など新宿を発着する「かいじ」と快速・普通列車以外の列車は利用できなかった。また、乗り越しや内方乗車(券面区間内の途中駅から乗車)など券面に記載されている駅及び範囲以外からの乗車は原則禁止されており、この場合特急料金と乗車券を支払う必要があった。また、東京都区内から甲府駅までの片道普通運賃は2,100円で、「かいじきっぷ」は普通乗車券による往復よりも安く、「かいじ」限定とはいえ設定に疑問を感じる意見もあった。 2001年12月にJR東日本管内で特別企画乗車券の整理が行われた際に廃止された。
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