インターネット・携帯電話・ワイドFM向け中継
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「MBSベースボールパーク」の記事における「インターネット・携帯電話・ワイドFM向け中継」の解説
2001年度からは、阪神甲子園球場で開催される阪神球団主催ホームゲーム(対巨人戦を除く)は、有料会員制でインターネット配信による実況『阪神タイガースLive!』を実施していた。 2007年度からは、『阪神タイガースLive!』を休止する代わりに、NTTドコモの携帯電話向け音声配信サービス『MBS猛虎亭DX』を開始。『阪神タイガースLive!』での対象ゲームに加えて、阪神対巨人戦(阪神主催試合)も配信している。ただし、MBSラジオで放送しない日曜のデーゲームや、他球団主催のビジターゲームまでは配信しない。また、au・ソフトバンク・ウィルコムなどの携帯電話には、今のところ対応していない。 2009年4月30日の阪神対横浜戦(甲子園のナイトゲーム、MBSではテレビ・ラジオで放送)では、P2P技術による実証実験を兼ねて インターネットでの無料配信中継を実施。2010年シーズンのradiko実用化試験期間中には、大阪府・京都府・兵庫県・奈良県内に限って、試験用のポータルサイト(radiko.jp)を通じて放送中の中継・CMを無料・同時にインターネットで配信。試験対象地域では、携帯電話・携帯端末のうち、インターネット対応のiPhone・iPad・Androidで中継を聴けるようになった。同年12月から関西全域でradikoの本運用が始まったことを機に、『タイガースライブ』改称後の2011年シーズン以降は、同時配信の対象を和歌山県・滋賀県内にも拡大。その一方で、楽天球団の方針により、(阪神のビジターゲームを含む)楽天ホームゲームでは同時配信を実施できなくなった。 2014年9月1日から「radikoプレミアム・エリアフリー」(有料会員制サービス)でもMBSの配信が開始されたため、9月2日の「阪神対DeNA」戦から同サービスで聴けるようになった。 さらに、MBSラジオでは2016年3月19日(土曜日)の12:00から、大阪府のほぼ全域と兵庫県・京都府・奈良県の一部地域を対象にFM補完放送(ワイドFM)の本放送を開始。当番組では、当日の12:55から放送した「オリックス対阪神」オープン戦中継(京セラドーム大阪、実況:近藤亨、解説:藪恵壹)を皮切りに、ワイドFMと従来のAMによるサイマル中継を本格的に実施している。 なお、2016年の当番組では、ワイドFMでの中継開始と「超変革 Fighting Spirits」(阪神のチームスローガン)にちなんで「FMでも聴ける!MBSラジオも聴変革(ちょうへんかく)!!」というキャンペーンを展開。キャンペーンポスターには、ワイドFMの周波数(90.6MHz)にちなんで、阪神の髙山俊外野手(背番号9)・大和外野手(背番号0)・金本知憲一軍監督(背番号6:2013年から2015年までの阪神戦中継ゲスト解説者)によるホームゲーム用ユニフォーム姿の写真を用いていた。阪神がチームスローガンを「挑む!」に変更した2017年には、キャンペーンの名称を「MBSも挑む!」に改めながらも、上記のキャンペーンを続けていた。
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