インターネットによる広報と反響とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > インターネットによる広報と反響の意味・解説 

インターネットによる広報と反響

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 01:00 UTC 版)

はやぶさ (探査機)」の記事における「インターネットによる広報と反響」の解説

はやぶさは、「星の王子さま会い行きませんかキャンペーン実施し国内外から88万人署名入りターゲットマーカー積んでいたことで、投下成功ニュースには多く励ましメールJAXA届けられた。 イトカワ着陸の際は、管制室のインターネット中継や、ブログによる実況が行われた。2度目着陸の際、栄養ドリンクリポビタンD」の空き瓶管制室のにどんどん増えていく様子ブログ通して紹介され話題になった。後にブログ更新担当者のもとには大正製薬関係者からリポビタンDが2カートン贈られたという。 JAXAwebサイトでは、ミッションの経過絵本仕立て紹介したはやぶさ君の冒険日誌』やペーパークラフトなども公開された。 2006年soyuz project名義活動する音楽家福間創は、はやぶさ地球への無事帰還願い、「swingby」という楽曲自身webサイト無料配信した。配信後、この曲は相模原JAXA宇宙科学研究本部一般公開イベントにおいて、はやぶさコーナーBGMとして正式に採用された。 地球帰還向けて最後軌道修正入った2010年4月には特設ページ作られプロジェクトマネージャー川口淳一郎始めとする関係者たちメッセージ掲載されたほか、ブログTwitter状況報告された。Twitterでは「はやぶさ君」“本人”がつぶやいたり、「あかつきくん」や「イカロス君」と会話することもあった。 リアルタイム多く情報公開されたことによりネットでの注目集めはやぶさ擬人化したキャラクターや、はやぶさテーマにしたフラッシュMADムービー楽曲など作られた。ファンによるコスプレ実物大模型なども公開されブーム盛り上げた後日ASCII主催による、川口淳一郎教授今回プロジェクトチーム招いて今回のミッションについての対談が行われた際、Twitter果たした役割にふれ、またニコニコ動画上のさだまさしの『案山子』や『宇宙戦艦ヤマト』などをモチーフにしたFLASHムービー作品について、とてもよく出来ていて気に入っているという感想述べて「はやぶさ」ネットとの親和性は高いと評価した2010年6月13日大気圏再突入の際には、前述のように生中継行った放送局皆無であったのに対し動画配信サイトでは現地からのインターネット中継が行われ、ニコニコ生放送延べ21万人JAXA配信36アクセス和歌山大学配信63アクセス殺到しそれぞれ視聴者数が制限されたり回線繋がりにくくなったりする状況発生したTwitterでも注目集めNECビッグローブによる統計によれば再突入捉えた動画画像公開された頃を中心に10分間辺り最大27,000件を上回る発言はやぶさ話題費やされた。これは翌日同時間帯に放送され2010 FIFAワールドカップ日本カメルーン戦でゴール決めた本田圭佑対する、10分間辺り最大16,000件の発言圧倒的に上回っている。 また「はやぶさ」地球帰還した翌日には、オンライン署名サイトで「はやぶさ2予算増額嘆願署名」が作成されるなど、関係者以外からも注目集まっている。

※この「インターネットによる広報と反響」の解説は、「はやぶさ (探査機)」の解説の一部です。
「インターネットによる広報と反響」を含む「はやぶさ (探査機)」の記事については、「はやぶさ (探査機)」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「インターネットによる広報と反響」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「インターネットによる広報と反響」の関連用語

インターネットによる広報と反響のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



インターネットによる広報と反響のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのはやぶさ (探査機) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS